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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

一期一会

2018-06-21 18:56:12 | 日記

 今日は夏至。曇りなので日の長さがわかりにくいが7時でもまだ明るい。九州だともっと日の入りが遅いのだろう。5月がただあわただしく過ぎ、その連続で6月もあっという間に過ぎていく。それでも時間の経つのが遅く感じることもあって、まだ5日しか経っていないのかなど、と思うこともある。

 昨日はお茶のお稽古。先生がいろいろなお道具を出してくださって、自分でお茶会のように組み合わせていく。茶碗、棗、茶杓、けんすい、水差しを主に季節を考えて組み合わせていく。それぞれに格もあるので、かけ離れないように気をつけたり、自分なりのシリーズを考えたりする。知識がない私などは、色で選んだりした。これに掛け軸や茶花、花器も加わるので、お茶の道は深い。最後のほうで先生が、お話を楽しみながら『一期一会』は井伊直弼が「何度も同じ人と茶会で同席することがあるとしても、この茶会は一生にその日ただ一度のこと。二度と同じ時に戻ることはできないのだから心を尽くしてもてなさなければならない と言ったそうです」と話してくださった。

 お茶の世界は、心遣いの世界だと思う。雨の日の迎え方、お見送りの仕方などなど、心を尽くして という言葉がふさわしい。形ばかりのものではない。はっと気がつくと、先生がされていることが多い。先生から学ぶことが多い。人生の終わりへ向うときに、お茶と再会できてよかった。

平塚は七夕飾りが街を明るくしています。『「心を尽くして」あなたにお茶を差し上げられる日が来ますように。』(真知子)

 

 

 

 

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