母の七七日が過ぎました。仏教でもキリスト教でもない葬儀をした母には七七日は関係が無いのですが、やはり一つの目安として、周囲もお付き合いくださいます。ずっと購入しようか迷っていた香炉と盆灯篭らしくない灯篭を購入しました。母は長女だったので偉いのか、どうしてもほかの姉妹や兄弟の連合いの方と喧嘩をしてしまい、親戚付き合いができなくなっていました。従兄妹たちとは関係ないからとお付き合いをしていましたが親しかった叔母たちと会えなかったりしたのは寂しかったです。それでも、母の他界を知らせるとお悔やみを頂きました。その気持ちを形にしたいと、香炉と灯篭を購入しました。人の気持ちが浄化された気がしました。
お友達がお母さんにとお菓子を下さった。帰宅すると宅急便の不在票がありました。おそらくお供え物では・・・。これではお花を供えないと と急いでお花屋さんへ。これも頂いたフラワーギフト券で気持ちよくたくさんのお花が供えられました。
届いたのは京都の和菓子屋さんのご主人からの和菓子でした。サッカー関係のお友達ですが、ご病気をされてサッカーはお休みでした。いつも下さる達筆の毛筆で「ありがと、ありがと、ありがと、写真、サッカーまだあきらめずにつづけます」と書かれていました。お誕生日のお祝いに国立競技場でのシニア大会のときのお元気な姿の写真をお送りしていました。
母が心筋梗塞で倒れたときから、そばにいてくださる方のおかげで、心が穏やかになりました。せめて自分も誰かのこころにほんの少しでも寄り添えたらと思うのです。母の死は私に多くのすばらしいものを残してくれました。