今日は夕焼けがうつくしい。台風だというが長浜はずっと晴れマークがついている。私らしくなく準備したのに・・・残念に思うのもおかしく、ほっとするのも何かくやしい。5時になったら、秋の日はつるべ落としであっという間に暗くなった。米原にいく畑のあぜ道に真っ赤に彼岸花が咲いていた。でも、長浜の彼岸花はしおれて咲いている。季節がおかしいのだろう。
彼岸花の根には毒があると聞いたことがある。お友だちが彼岸花のような女性だ と言われたそうだ。たしかに微妙だ。どこまでが本当でどこからがうそかわからない。おそらく、男性は気付かずにその「毒」にやられたのだろう。これはあきらかに「媚びている」と感じることもあるが、男性は気がつかないようだ。しかし、それはやはり才能だと思う。そういう才能がほしい。どこかでうそに疲れて「あのー、違うんですけど・・・」というのが落ちだろう。1度くらいは毒のある女性を演じたかったが、もう、この年ではよって来る男性もいないので、残念だ。
白い彼岸花もある。これにも毒があるのだろうが、さらにだまされやすそうだ。この花はある日突然伸びてきて咲くのも不思議だ。イヌサフランもそうだ。やはり、球根から春を待ちながら育てる水仙などがいい。気が短いわりには『待つ』ことが好きなのかもしれないし、待つしかない状況がいいにのかもしれない。
ホームセンターで災害時用のラジオと一緒に少しだけ春咲きの球根を買ってきた。この家で育つかどうかは?だが、春を待ちたいと思う。