大阪堺は午後から雨になった。長浜は朝から雨が激しく降っていたので、重装備で堺へ出かけたが、米原(三駅先)は晴れていた。そして、堺のグラウンドへ着くと小雨が降りだした。みなさんに「雨女」と言われたが、ここ晴れ続きなのに・・・。早めに取材を切り上げ堺駅へ。晴れていれば、街を少し歩けたのに。なんとなく気持ちが沈む。近くのホテルにはサッカーチームが泊まっているらしいがそっとしている。
異国のような堺の町で「自分の人生をしっかり歩きながら、相手に寄り添っていく」がいいんだなぁ と思った。これが逆だとなにかあると相手の責任を求めるようになるような気がする。でも、これは意外に難しい。おかしな話だが、「僕は君の夫ではない」を譲らない気持ちなら不倫はうまくいく という話だ。君の夫になろうとすると 危機は早くやってくる。ここから始めれば、険しい道だが見えてくるものがあるだろう。
人生で定位置を求めないことだろう。(気持ちの面で)私のような傲慢なものには「妻」という定位置は天下を取ったようになる。それがたぶん離婚の原因だったと思う。それじゃあ、気持ちが落ち着かないのでは?と言われるかもしれない。定位置を求めないのは、どこまでも気持ちの問題での話だ。相手に対する執着を持たない ことが大事なのだろう。それが「自分の人生を歩きながら、相手に寄り添っていく」のだと思う。でも、こんなことは考えないで、あれこれと文句を言いながら夫婦をやっていくのが日本人らしくていいのだろうな。
今日の堺の海外チームも混ぜたサッカー大会。ベンチにワイフがいるのは、海外のチームがほとんどだ。そんな感じだ。私?自分の道を歩きながら、みなさんに愛想を振りまいた。(いいでしょう 笑い)