今日は足やら手がやたら冷たい。体調がいまいちなのだろうか。朝9時ごろ駅に向かうが、出会った人は2人だった。街がし~んとしている。雨のせいもあるだろう。車窓の雲に煙る風景を見ながら、陶芸教室に出かけた。静かなそしてすこしさびしい春の1日だ。
ミサのない教会はがらーんとしていて、だれもいない。1日でも早く、そしてこれ以上コロナウイルスの感染が広がらないようにと祈った。ニュースを見るたびに、心配が増える。
陶芸といっても先生は「陶器による灯り、照明器具でない 癒しを与える灯りを意欲的に創作している」と言われている。ガレージを改装したという教室にはたくさんの癒しの灯りが飾られている。コップ類を全部で8個作った。そして、花瓶から転じて灯りをひとつ作った。今度は何を作ろうか?と迷った。母のために桜の香炉か?毎日使うマグカップか?
初心に戻り、「癒しの灯り」を作ることにした。「希望の鐘」として、あまり大きくない明るい気持ちになれるものを作ろうと思った。なにをデザインしようか?考えた末に先生がよく作られる「さくら」のデザインした。今の能力でできるものは少ない。
ほぼ形は完成した。次はデザインを掘っていく。これで癒されるでしょうか?と尋ねてみた。「気持ちさえあれば、伝わるから大丈夫、気持ちを込めて作りなさい」だった。いい師との出会いに感謝!