桃と間違えて買った桜が満開になった。つぼみの全部が咲いている。きっと申しわけないと思ったのだろう。夕方に電灯の明かりの中で見ると、夜桜のように美しい。
朝から雨が続いていた。NPOの書類を発送するには、雨はどこへも行けないので都合がよかった。メールがなくお手紙を出さなくてはいけない人たちへ(ご高齢の方が多い)まず、出していく。この仕事を始めて10年が経った。その当初から支えてくださった方たちだ。最高齢の方は91歳になる。これから150通以上出さなくてはならない。腕が痛くなるのを覚悟でメッセージをつける。それがとても心を和ませてくれる。1年に1回会うかどうかの方への手紙は特別の意味がある。
そんな中に入ってくるメールは行き詰っている。海外の行事が日本の行事以上に読めないらしい。いつまでこのウイルス騒ぎが続くのか、それが海外だとさらに難しい。閉塞感というか、八方塞がりだ という。そして、いまは耐えるしかないという結論になる。
私自身もいまは耐えるときだ。そんな時は、1日に1つぐらい自分を甘やかしてバランスを取るようにしている。緊縮の家計だけど少しだけおいしいお肉を食べて元気になるとか。お酒の人はワインでもすこしおいしいものを飲むとか。いまはうまく自分をだまして乗り切るしかない。
ほんの少しだけ明るくなるように、内緒の陶灯(第1作目)の焼く前の姿です。うまく焼きあがるかは未知の世界。釉薬をかけて焼いてから、なかに和紙を張ります。うまくいくことを祈ってください!