あたたかくて上着がいらないくらいだった。いよいよ資金が底をついてきたので、預金を崩さないとならない。そんなことで朝が始まった。固定電話がなったので、その件の電話かと思うと、税務署からだ。はがきが来て返事を出して1週間以上。確定申告は不要かと喜んでいたら、やはりしないといけないという。雀の涙ほどほんの少しだけ不動産の譲渡所得があった。赤字にならないだけよかった金額なのに書類は出さなくてはならない。人の申告書を作っていても、自分のはまた別だ。午後から税務署行きになった。つかれた。
しばらくミサがないので昨日は教会の長老たちと?ランチになった。彦根のある町で一人くらいというカトリック教徒、84歳になる人がいる。それこそ敬虔なクリスチャンだ。(これを筋金入りと言っている)なぜか83歳以上くらいの人は筋金入りだ。ただ、都内だと有名な女子大の生徒さんだった人が多いのでプライドが高い。皆一人暮らしが多いので、何かがあったときお話になる。息子や娘や親せきが近所にいても、鍵は預けてないという。それぞれに確執があるらしい。そうなると教会の仲間のほうが頼みやすいことになった。私が一番若いので!しばらくは皆さんに何かあれば駆けつける覚悟がいる。
私自身一人暮らし、裏が大家さんなので、鍵はあるので安心と言えば安心だが、迷惑をかけたくないという気持ちが強い。気が付かれずに死ぬのなら、自分の家がいいと思う。いまさら家なんて と思うが、そのほうが気が楽だ。近くに「売家」が出た。詳しいことはわからないが、しばらく売れないなら安くなるのでは?などと思う。そんな折に、いとも簡単に昨日の84歳のおばちゃんが「この家でよければ、私が死んだら住んでいいよ」と言われた。もちろんそんな簡単なことではないが、竹藪がある。琵琶湖も見える。
つまらぬ夢を見たが、5年後くらいには真剣に考えないといけないなぁ。