外出から帰って2階に上がると日の匂いがした。この香りは何か月振りだろうか。長浜は昨夜一人新型コロナウイルスの感染者がでた。市のホームページを見ると、京都からこちらの小学校に赴任する若い方で、長浜には2日しかいない。赴任先の小学校の始業式が延びたようだ。そういうこともあっても、長浜市はほぼ無風状態。
昨夜のTVで「島根県と鳥取県はなぜ感染者が少ないか?」の答えはどうも「人口密度が低い(全国の最下位とその上)」らしい。私は神奈川県から滋賀県へ越してきたが、なにが幸か不幸かわからない。1年遅ければ、引っ越しはできなかっただろう。
1日何をすべきか?この用事は「不要不急」なのだろうか?判断は難しい。「要」をどう解釈するか?「急」より難しい。でも、今日はこう考えた。「桜は来年も咲くから、今日は出かけないで家にいる」が「来年生きて見られるかの保障なない」さらば、お花見だ!とまた出かける。
今日はたくましいいのちに出会った。なにもなくても「生きている」ことはすばらしい。コロナウイルスは生きることの源泉を教えてくれる。そう、思うことにしよう。