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点滴を受けながら 最期でも心が結ばれていれば

2020-04-28 19:40:29 | 日記

日曜日の午後から神奈川の病院へ行くために出かけました。新型コロナウイルスのことを考えると出かけるのは??と思いましたが、今なら新幹線も空いていると、行くことを決めました。以前からかかっている主治医の病院です。もう、こちらの病院にしてもいいのかとも思いますが、データだけでなく、長いお付き合いの中で私の性格も理解してくださっていることが、代えない理由です。年を取ると病気に強気で向かい合うことが大変になります。そんな時に、同じ先生に診て頂くのは「安心」なります。

今回は、私の医学的な知識不足からちょっと大変なことが起こりました。一つは、問診票の「アレルギーはありますか」と言われると、どうしても医学的な(薬学的な)アレルギーを想像します。そうすると「なし」。食物や物理的なアレルギーを考えませんでした。もう一つは、検査の造影剤が「MRI」と「CT」で違うと思わなかったことです。「造影剤でアレルギーはありませんでしたか?」に対して、「MRI」でなかったので「なし」と答えたのです。今回は「CT」の検査。造影剤の軽いアレルギーが出ました。くしゃみが出て、湿疹がでて苦しくなりました。

スタッフのみなさんの素早い対応で、大事にも至らず帰宅できました。対応が素早いだけでなく、きちんと状況を説明してくれたこと、検査を依頼した先生への連絡が良かったことが一番安心できたことです。「どなたかと一緒に来られましたか?」と言われると、心細くなります。でも、老々介護のご夫妻はご一緒でも「私では起こしたりはできません。今日は入院できませんか?」となります。

検査に臨むのもひとり、ストレッチャーで移送されるときもひとり。もし手術なら、手術の臨むのもこれも一人。一緒に手をつないで手術に臨むことはできません。このコロナウイルスでも、面会ができない、最期に立ち会えないなど様々なことが言われていますが、所詮、ひとは一人でうまれて、ひとりで死んでいくのですね。でも、最期まで心が結ばれている人がいれば、一緒にいることができなくても、しあわせなのでしょうね。そんなこと、ひとり点滴につながれているときに思いました。 こころやすらかにと緑のカーテンの写真です。

 

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