目が覚めると8時だった。祭日で周りが静かだったからだろうか。この頃、よく眠れるようになった。座る場所が見つかった安心感なのかもしれない。予定が1時間ずれて、寒いが京都へ出かけた。用事が一つあったが、どちらかというと都会恋しさ というのか、駅の近くで食事を買い物をした。久しぶりだった。やはり、山科を過ぎると、ああ、京都だ とわくわくする。
帰宅すると、仙台のおじいちゃん(90歳現役のサッカーマン)から、荷物が届いていた。前にもお送りいただいたかまぼこのお雛さまだ。目の手術をされて、最近までサッカーは休んでおられたのいうのに・・・。あたたかいお気持ちが届いた。手術後に3月でNPOを解散するということを知って、ショックだったというお手紙も在中されていた。こういう方からのお手紙が一番心に突き刺さる。
「取材でなく、遊びに行きますね」と仙台の方たちにはご連絡してはいるが・・・。10年間でできた人の輪はほどいてしまうには重い。でも、でも、・・・。百恵ちゃんってすごいなぁ・・・。
この時期は、また谷川俊太郎の「ひな祭りの日に」を思い出す。このバカ娘は一人の男を生かすことはできなかった。でも、この年になると、父の想いがよくわかる。今日はなにか胸がいっぱいだ。