1日中、小雨が降って長そで2枚着ている。雨に濡れる萩の花がいかにも秋らしい。
昨日から取り組んでいるお友達の詩集のスペシャルバージョン。本体の詩集も読みながら進めている。これは「追悼」の詩集のようだと感じた。亡くなられて奥さまへの想いがつづられている詩が多い。ああ、こんなにもまだ想っておられるのだろうか・・・。胸がズシーンと重い。今日は、暗いなぁ。
お昼ごろ、買い物から帰ると大家さんから電話。かわいいシンちゃんが車にはねられて逝ってしまった。日曜日の昼のことらしい。日曜日の夕方、庭で騒いでおられるので声をかけると「シンちゃんがいないのよ!」だった。12時を過ぎても帰らず、もしやと月曜日に市役所に電話したという。うちの前の人が市役所に日曜日に「猫が死んでいる」と電話したらしい。シンちゃんは大家さんのもとに戻り、昨夜葬儀が行られたという。
取り乱すことのないような大家さんが、私にだけと知らせてくれた。「なにか知らない?日曜日の12時頃に何かなかった」と。私は彦根から帰宅する途中だった。シンちゃんは珍しいかわいい猫なのでご近所も皆さん知っている。どうして市役所になんか・・・と嘆く大家さん。シンはシンガプーラ。気品があって可愛い目をしていた。
私の勘違いかもしれないが、帰宅した13時ごろ私はシンちゃんを大家さんの庭で見たのだ。いつもと違うところにいるのでおかしいなぁと思った。あれは幻か。
めだか1匹死んでも悲しいのに、あんなにかわいがっていた猫が死んだら、ましてや愛する人が亡くなったら・・・。今日は心がつらいといっている。道端に白萩が咲いていた。