真昼のお寺の境内は時間が止まったようでした。鳩だけが生きていて、餌を待っています。時間が止まるのなら、いつがいいのでしょうか・・・。永遠にその時間を凍りつかせてほしいと思うのは・・・。
そんな甘い瞬間のお話がいいのでしょうが、今日は介護の家族間の情報の共有について考えさせられました。親の介護は、それこそ各家庭において違うので何も言えませんが、「介護」となるとドアを閉めてしまい、私たちが一番大変なのよになりがちですね。特に兄妹などが近くに住んでいないと、近くの家族がどんどん進めていって、遠方の家族は後から聞くということが多いようです。そして、意外に配偶者とも兄妹の家庭の情報を共有していなかったりが多いようです。「えっ、お兄さん(義理の兄)のところ、上の子が引きこもりだったの?」と旦那さんは知らずに「ないもしない義兄」と非難していたり。
最低限のことは風通しの良い家族関係が必要な気がします。どうするかは相手の家族が判断するのですから、とりあえず知らせるというスタンスは必要でしょうね。「相手が判断する」とか、「相手の状況はどうなのか?」とか、ここでつまらない意見の食い違いが起これば、親は悲しいだろうな?とか、こと介護に関しては「私が頑張る!」にならないことのように思います。
何も知らされなかったことの悲しみをあなたは知っていますか?心配すると思って言わかった・・・。そうかな・・・。
甘い瞬間は、そうですね、熱い胸の中に(厚いかな?)あるように思います。