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何回目かわからない二人の食卓

2022-06-09 18:45:18 | 日記

紫陽花が色づきだしたら、ツバメが戻ってきました。かわいい雛もいます。だんだん暑くなる2階で冊子の最後の仕上げをしました。ある程度、自信を持って発言できるようになりました。

二人の食卓も始めて何年になるのかわからなくなりました。何回か書いていますように、サッカー仲間と食事をした時に、あまりにも気の利かない自分を見てしまいました。一人ご飯の故と思いました。それと私のお友達は一人暮らしの女性が多く、食事のスピードが速いのです。一人ご飯だからかなと思っていました。それで始めたのが、二人の食卓を作ることです。ランチマットを2枚きちんと敷いて、二人が食事をするように食卓を整えました。ご飯や汁物は一人分を半分ずつくらいにします。お友達はみなさん可笑しがりましたし、「なんで?」とその理由をはなしてもわかってくれませんでした。「二人の食卓の時に急に具合が悪くなって、誰かが発見したらびっりするわね」でした。

会社を辞めてフリーになった時に、母が「一人を慎む」という言葉を大事にしなさいと言いました。二人の食卓は、私の暮らしを支えてくれました。人が見たらびっくりでしょうが、「今日は上手くできたね」なんて独り芝居をしています。この頃は、新しいレシピに挑戦しています。自画自賛の料理になります。

先日、お友達のところへ遊びに行くとき、ご飯を食べないで行くので炊き込みご飯を持って行きますと言いました。13時半というやや遅い昼ごはんです。彼女はお腹が空いたので11時半にご飯を済ませたと言います・・・。次に行くときはお昼は食べていきました。3時のお茶で、すてきな紅茶のカップを出してくれました。お湯を沸かして、ティーバックにお湯を注ぐのは、私の目の前でお鍋からでした。えっ!やかんあるじゃない!それに鍋なら見えないところでしてほしいなぁ。目の前のドラ焼き一つを「食べる?」と聞かれました。(愚痴はここまでね)

立派な奥さまであったはずの彼女・・・。二人の食卓を進めても無理そうです。バカみたいな二人の食卓に私は感謝しています。そして、母の言葉を。

 

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