滋賀でもコロナの感染者が増えています。熱中症、コロナとお年寄りの不要の外出は控えてくださいの声に逆らって、今日は甲賀市にあるMIHO MUSEUM に「懐石の器展」に出かけました。予約制ですが、月曜日休館の翌日火曜日は予約も楽に取れて空いていました。琵琶湖線の石山からバスで50分、段々山道へ入っていきます。渓流もあって小旅行という感じです。
初めていく美術館で、何の知識もなく出かけました。バスを降りるときれいな林の中という感じです。どの方向に美術館があるのかもわからず、バスを降りた人たちについていきました。最初に入ってしまった棟はレセプション棟だそうで、本館はそこから500メートルでございますと受付の方。1キロ15分で歩くと5分?歩き出すと後ろから電気自動車が見学者を乗せて追い抜いていきました。でも、大丈夫、周りの景色と光のトンネル!なにも知らないできたので感動も大です。
とぎれとぎれでしたが、4年前まではお茶は習っていました。でも、なかなか最後まで習いきれません。お濃茶になるとなにか茶道そのものに違和感が出てしまうのです。もっと、簡素でいいのにと・・・。
懐石の順番のように回路が出来て、器が展示されていました。陶芸を始めたせいか、器の見方が少し変わりました。空いているところへ、どうやらお茶の先生らしい男性がお連れの方によく説明をされているのです。それとなくお聞きしていました。久しぶりに見る志乃の器が懐かしく感動でした。昔は、志乃が好きでした!
一回りして、こころが膨らみました!情けない気持ちもありました。10年以上習って形にできないなんて!もう少しがん頑張ればよかったのに・・・。でもそれよりもこうした場に自分いられることがうれしいのです!
「器は料理の衣装です」と言われた方がいました。本当に見事な衣装がありました。ああ、料理もならいたいなぁ・・・。帰りに京都へ夏の洋服を買いにいこうと思っていましたが、なにか欲しくないのです。べつにいらないなぁと。
森の中の豊かな時間に感謝です。