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小栗旬が北条義時を演じなかったら

2022-08-28 16:36:05 | 日記

部屋の中を秋の風が吹き抜けていく朝でした。タオルケットでは足が冷たいです。そんな朝に体調が思わしくなく、静かに横になっていました。幸い、大ごとではないので静かに休養でした。季節の変わり目の温度変化についていけないのと日中、暑いなかを歩いて、ガンガン冷房の効いたお店でのんびり涼んでいたのもいけなかったようです。でも、スマホがあれば連絡が取れるので安心です。

昨日は、めだかさまの新居用の水草を暑い中、買いに行って戻ってきてクーラーを効かせて大河ドラの再放送を見ていました。鎌倉の歴史なんて(なんては失礼か)、いいくにつくろう鎌倉幕府くらいで、守護、地頭・御家人とか、北条政子は悪妻とかで終わりでした。最近は、やっと学習指導要綱が見直されているようですが、歴史は、ただ出来事と人物を覚えるくらいでしたね。吾妻鏡も、ほんの一部を高校時代に読んだ記憶があります。e-ランニングのようなものが取り入れられないと、考えたりする能力はますます落ちると思います。

三谷幸喜さん独特の脚本ですが、えぐり出してくるものはすごいと思います。半端なく突き付けてきます。人の弱さ、よく深さ、あわれさを・・・。私は特に小栗旬を好きだというほどではありませんでしたが、彼が若き日から北条義時を演じていなかったら、とても義時を嫌っていた気がします。時代の流れ、その立場で変わらざるをえない生き方だと思えるのは、小栗旬の演技と彼のかもちだす義時だからと思えるのです。映画でもドラマでも、役者の演じる役者で歴史上の人物への見方が変わるのもおかしいですね。

ひとは変わるものです・・・。その人がより大きな器になるというのか、より深みのある人になるのは、自分の生さえも貴重に思えるのですが。

コメント
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