今日も高温多湿の蒸し風呂状態です。時々雨も強く降り出します。外に出かけるとその水分が体に入るようで、身体が重くだるくなります。帰宅するとゴロリとしています。みなさんもそうなのだろうと思います。この疲れはだいぶ前から蓄積された気もします。
夕方、食事の支度も億劫でソファに横になっていました。ああ、今日のごミサを聞かなくてはとパソコンの向かいました。(ダルダルですが)六甲カトリック教会の英神父様の先週のお説教でした。「あなたにとって一番大事のものは何ですか?」と尋ねると、ほとんどの人が「家族」か「いのち」と答えられるようです。あなたはいかがですか?と。
その後、神父様は星野富弘さんのお話をされました。皆さん、ご存じのことと思います。中学の体育の教師で部活を指導中に、頭から転落するという事故に遭われ、全身が動かなくなりました。それで、入院中に絵筆を口にくわえて絵を描かれましたね。その時のお話です。彼はその時に「いのちよりも大切なものがわかったら、いのちを超えるものにまなざしをむけるようになった」ということでした。
命をこえるものとは?何を信じ、何を愛し、何を希望にして生きているか?ひとは自分のことに目が向いているときは不安が絶えないということでした。家族の介護、自分の病気・・・。
はた!と目が覚めました。自己中の人間になっていました。疲れるわけです。せっかく好意で相手の方がしてくださったことを(気持ちを)受けとらずに自分のことだけにまっしぐらでした。
少し、休むことにしました。休みたい、休みたいと思いながら無理をしていました。ドアを開ければ誰もが、どの家庭もが大変のですから。せめて、そのお話くらいは聞けるような気がしました。