7月も終わりになります。日一日と少しずつ日の落ちるのが早くなります。都会と違い、夕方からは涼しい風が吹いてきて打ち水をされるお宅も多くここち良いです。でも、今日も記録的な暑さでしたね。長浜市の学童クラブでプールへ子供たちを引率して、水の事故で小学1年の子供が亡くなりました。悲しい事故です。
私のアルバイトをしている学童クラブは、長い時間の子供は、朝の8時頃から夕方5時半ごろまで、同じ教室にいることになります。10時間近く、読書、勉強、外遊び(今は10分ぐらい)、室内のあそびで過ごします。そこにお昼とおやつの時間があります。昔の寺子屋のような環境であまりお話することは許されないでいます。
自分の子供のころの夏休みを思い出しています。朝はラジオ体操で始まりました。町会のおばさんたちが出席カードに判を押してくれました。(時々お休みした日もおまけでした)午前中は、少し宿題をして、学校のプールに出かけました。校庭のおしろい花やホウセンカの種を採っていた記憶があります。お昼は、家族で(うちは家内制工業)冷や麦が多かったです。(赤と緑の麺を弟と取り合いました)そして、お昼寝。夕方からは、お縁日に出かけることも多かったですね。今よりもいろいろなお店がありました。あとは、庭で花火でした。
今朝、外国籍の女の子が先生に色々注意された後私の所に来て、「大人は自由でいいね。子供は自由でない!」と言いました。子供は勉強しなくてはならないからと。「でも、大人だって同じでしょ。先生は、ここへ働きに来なくてはならないのだから」というと、半分納得の彼女。ちょっと間をおいて、「ねぇ、先生、結婚していた?」(していたとは何事ですか!)「うん、していたよ」(正直に)「そうか、どんな人だったの?」(一瞬ひるむ)「そうね、とても素敵な人だったよ」(微妙な答え)彼女はにこりとして「よかった!」行ってしまいました。
「今日はママの誕生日なんだ」「ねぇねぇ、外遊びにときにトンボ採りして」等々、私に子供たちはいろいろ話します。先生方は大変な子供たちをどんどん私に回してきます。
でも、一歩外に出れば、からっと忘れてしまいます。不思議となにも嫌なことは残りません。明日へ引きずらない今日なのです。これは最高の生き方のように、今の私には思えるのです。