やっと台所の片づけをして買い物に出ました。普段なんでもなくしていることが、病気になるとできません。ふと、人生を見直す機会になります。でも、もう、若い時と違うので大きな変化を望むことはできません。後戻りのできない人生になりました。
外へ出ると、赤い大きな月が出ていました。なんとなく怖い感じです。一番近くのスーパーが改装のため1か月くらいクローズになります。あまり利用してはいないのですが、やはり不便になります。今の生活をいつまでいじできるのだろうか・・・。考えても自分だけではどうすることもできないこともあるので、無理をせずに今の暮らしを充実させよと思うのです。
病気で寝ていると、たしかに従弟の言うように生花のある暮らしは心が安らぎます。母も最期まで花は飾っていました。この土地の秋はとても静かです。日の暮れるのが早くなり、夜は静かに過ごす時間となります。まだ本調子ではないですが、今夜は聖書の美術書を取り出してきました。
少しずつ、年相応の静かな暮らしを大事にしていこうと思うのです。