爽やかな風が吹いています。新緑が美しい。いのちの息吹ですね。スタップ細胞騒ぎもいま静かになりました。大学の研究室や理研について少し実情を知る者としては二言くらい言いたいのですが・・・。右手を重いドアに挟んで約2か月。傷はきれいになりましたが、中指と人差し指の爪は死んでしまいました。いつの間にか爪の下から新しい爪ができ出していました。さて、これがどういう風に古い爪と交代するのか?興味を持って見ていました。下の爪が出来てくると、上の爪が自然に死んでいくのです。上の爪はバクバクしてきますが、はがれてはいきません。今にも取れそうで怖いのですが、すごいのは指の肉が伸び出して、爪が落ちないように支えるのです。なんとも変な形です。そして、上の爪が死んで剥がれても大丈夫そうになると、その肉は自然に後退してなくなります。自然の摂理でしょうか。細胞に指示を出すのはどこなんでしょうか?確かに科学の進歩で、難病などが救えるようになると思います。皮膚の再生や網膜の再生もそうですね。でも、わたしのどこかにすべてイエスと言えない部分がありました。人の持つ自然の発生・再生の力。「いのち」をいうものを見つめた時に、自然であることがいいのではないかという 気持ちです。この傷の再生力、そして爪の生死の神秘。人の体の再生力の神秘を再確認しました。
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