立春。比較的暖かい日でした。陽射しの明るさが違うようで春らしいです。午後からキリスト教関係の講座で聖路加国際病院チャプレンの柴田実さんのお話を聞きに行きました。「死と向き合う人々との関わり」ー病院で働く牧師としてー でした。22歳のときにお父さまを胃がんで亡くされ、翌年に阪神大震災に被災して、家は全壊したということです。それから神学を学ばれ、チャプレンとして病院で働かれたそうですが、心の中では神を信じるころが難しかった と言われます。2つの喪失による神さまを許せないという気持ちが根強く残っていたということです。牧師として、神さまを心底から信じられない苦しみは、よくない結果を起こす と気づかれたそうです。さまざまな人生の出来事もそうかもしれません。心のどこかで信じることが出来ないで過ごしていることは(心の傷のために)決していい結果を生まない ということはわかる気がします。信じて生きることは必ずいい結果を生むと思います。
東京までは1時間強かかります。出掛けに文庫本を1冊持って出ます。読書するためというよりは、睡眠誘導剤のようなものですが。今日は、5年前くらいに買ってそのままだった白洲正子の「西行」を取り出しました。西行の歌と風物風土を読み込んだ話は新しい西行のイメージを作り上げていました。
愛ほしや さらに心の幼なびて 魂切れらるる 恋もするかな
春が近い気がしました。
東京までは1時間強かかります。出掛けに文庫本を1冊持って出ます。読書するためというよりは、睡眠誘導剤のようなものですが。今日は、5年前くらいに買ってそのままだった白洲正子の「西行」を取り出しました。西行の歌と風物風土を読み込んだ話は新しい西行のイメージを作り上げていました。
愛ほしや さらに心の幼なびて 魂切れらるる 恋もするかな
春が近い気がしました。
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