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もしもピアノがひけたなら

2024-10-17 21:26:31 | 日記

今夜は虫の声がひと際大きいような気もします。西田敏行さんが76歳で天に召されました。さまざまな役を演じられた西田さんの表情が浮かんできます。

『もしも ピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに 伝えることだろう』この歌を思い出される方が多いと思います。口ずさみやすい歌詞でしたね。本当に小さな灯りを一つつけ きみに聴かせることだろう、ですね。彼のキャラクターで歌うからいいのでしょう。

夜道を自転車をこいで帰ると、金木犀のかおりがしてきます。秋ですね。いろいろなことを思い出してしまい、ちょっとおセンチになります。それが秋かもしれません。秋の始まりは、こひの始まりに似て、どことなく不安定で胸がチクチクします。木の葉が色づいて秋が深まると、こひも深まるように静かな情熱が沸き上がります。あいすることのよろこびとつらさが交差します。でも、燃える想いをこころにひめて人を想うには秋が一番です。

今夜はどんな歌を聞きましょうか。ビリージョエル? 偲びあうこいのうた?空気がひんやりとしてきました。風邪をひかれませんように。


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