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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

こひは時間の無駄

2021-02-22 18:10:52 | 日記

伊吹山が白い衣を半分以上脱いでしまった。2階の部屋に入るとふぉわーんとあたたかい。このまま春になるといいねぇ という感じだ。八幡神社の白梅は咲き出し、紅梅は週中には咲き出す感じだ。なんとなく心が軽くなる。

猫も恋の季節になるというが、今日のネットの記事に「恋愛ドラマ」は今の若者には流行らないという。恋愛をしない若者にドラマが受けるわけがないよね。別世界の出来事のようなのかな。81歳になるおばあさんも「愛の不時着駅」にはまっていたが、これは韓流だからいいのだろうか。ドクターものや半沢さんものが受けるらしい。大体、恋愛なんて時間の無駄だし、感情の浪費かもしれない。静かに自分の世界を楽しむほうが賢いような気もする。結婚相手はAIに決めてもらったほうが確実かもしれないし、結婚しなくてもどうこう言われることはないだろう。毎日の生活に不便さもないだろうし。私のように時間を無駄にした人間はそう思うこともある。(そんなにいつも恋をしていたわけではないが)

でも、この年で思うことは、あの無駄はなにになったのだろうか というと、「感性」ではないかと思う。恋愛は無駄なのだ。だから、無駄な空間が出来て、その余白が人生には必要なのかもしれない。(今の人には余白がいらないのかも知れないし)ひとは愚かのところがあって、いってはいけないと思っても、その方向にすすんでしまうこともある。そんなことがわかればいいのではないかな。自分のしたことへの言い訳かもしれないが。

あたたかいとどこかへ出かけたくなる。いまのうちに京都へ梅を見にでも行ってこようかな。

 

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私の座る場所を見つけた!

2021-02-21 17:57:45 | 日記

朝から、大家さんの庭の方から鳥の鳴き声が聞こえてくる。暖かくて天気がいいからだろうか、鳥たちも元気だ。陶芸の先生から頂いたカランコエも1つ花を咲かせた。ヒヤシンスの球根も花をつかせている。春が近づいてくるようだ。

昨日の夕方は大坂なおみさんの全豪オープンの試合に釘付けになった。夕飯の支度よりも大事だとTVの前にで~んと座っていた。ピンチに追い込まれても大丈夫 と思えるような堂々とした雰囲気だった。鍛え上げられて身体と精神力を感じた。いままでとは違う大きななおみさんを感じてわくわくした!両者ともすばらしかった。冬バテで苦しんだ私も元気をもらった。肩のあたりがパワーアップした感じだった。うれしかった。

2週間、ねん挫と体調不良で仕事をすると疲れ、辛かった。ここ5日間くらいは無理せずにいた。というか無理が出来なかった。なんで、あんなに必死に仕事をしてきたんだろう と思うようになった。誰も要求していなかったのに。(笑い)

今日は陶芸のコーヒーカップ6個目を作り終えた。残りの5個はペーパーをかけて磨いてあったがなんとも不完全だ。できたなんて思っていたが、到底仕上げとは言えなかった。これが私の仕事だったのだ。「急いで、急いで、荒い仕事」だ。「先生、なんで私はこれを仕上がったと思ったのでしょうね」と先生に話した。「人それぞれの性格だよ」と言われた。

何か私のなかで変わった!うまく言えないが、自分の座る場所を確保した というのか。安心して座っていられる場所を見つけたというのか。これが子供のころからなかったのだ と感じた。だから、休むこともなく、急いで、急いで雑に生きたのだろう。動いてないと不安だったのだ。等々いろいろなことを感じた。ああ、やっと安心して座れたよ。

写真は水ぬるむ彦根城のお堀の白鳥です。

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リモートの出産立ち合い

2021-02-19 19:23:18 | 日記

大家さんの蔵の屋根の雪が何とも言えない風情だ。午後からは晴れるというが、寒い!寒いせいか体調が今一つよくないが、外に出るほうが気分が変わるので陶芸に出かけた。期待した雪の彦根城は見られなかった。

10年間のNPOの「燃え尽き症候群」か疲れが出てきている。これからは体を大事にのんびりしようと炬燵で横になっている。ちょうどTVで、コロナ禍の出産事情を放送していた。そのなかに助産婦さんが考えた、リモートの出産立ち合いのビデオがあった。コロナの影響で出産に立ち会えない夫や子供たちがリモートでおかあさんを応援する姿だ。1組目は3人のお子さんがいるお母さんで、お父さんを中心に子供たちが即席でダンスをしたりして「おかあさん!がんばれ!がんばれ!」応援する。見ていてほほえましい。無事生まれた時の家族の喜びを赤ちゃんを抱くお母さんの涙ぐむ姿に胸がいっぱいになる。

もう一組は初めてパパになるお父さんの落ち着かない様子から始まる。奥さんはかなり激しい陣痛で苦しんでいる。パパはまず、お酒をいっぱい飲みだした。もう少しで生まれますよ という助産婦さんの声で、パパは着替えにいった?元バレーボールの選手だという。画面の前に現れたのは「気合」という文字の入ったTシャツで、試合の時に気合を入れるために着ていたという。初めて父親を見る子供にきちんとした格好でいたいという。そこから気合が始まった。奥さまの名前を読んで、がんばれ!がんばれ!の連呼。奥さまは答えるどころではない。思わず助産婦さんが「がんばってます!」と答えた。産声が聞こえた時のパパの顔がすばらしかった。

深い感動だけが心に残った。もし、実際に立ちあっていたら、ただ落ち着かずに力ばかりはいっていたかもしれないという。リモートだから思い切り声を思いを届けられたという。奥様達も何よりも安心していられたという。

離れていても、いや離れているから普段以上に安心し信頼していられるような気がする。

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男の心の隙間風

2021-02-18 17:15:59 | 日記

今日は雪の予想通りに窓をあけると雪景色だった。昼頃にはほぼとけてしまい、また2時ごろから牡丹雪が降り出した。今はしんしんと雪が積もっていく。訳の分からないニュースが多い中、大坂なおみさんが決勝進出を決めた。明るいニュースがうれしい。スポーツは明るくあってほしい。

昨夜読んでいた光秀の落城後の諸国遍歴の旅の話の中に、雪深い土地の雪囲いをした家では隙間風が入らずあたたかいという話があった。小地主の家にしばらく滞在するのだが、武家ではない戦とは無縁の家庭のなごやかな食卓を楽しんだという。そして、妻のことを思い出し、手紙を書いている。NHKドラマのイメージが強いので、どうも小説の光秀はしっくりいかないが、どの土地でもその誠実さでもてなされていた。

全く関係ないことだが、なぜ彼は彼女と別れなかったのか?申し分のない結婚相手で何不自由のないバラ色の結婚生活であろうし、お付き合いしていた彼女と別れても(いけないことだろうが)ほかの女性とお付き合いできただろうに。20代の若者でもないし、地位も分別もあるであろう人が、週に3回も彼女のもとに通うのだろうか。彼のような超エリート独特の思考回路なのだろうか。別れられない理由は未練か。なにか彼女のところには、あったのだろうな。

もと夫の心の中に隙間風が吹いて、それを温めてくれたのがIさんのような気がする。男の心の中にあるそういうものは、案外妻にはわからない気がする。少なくても、私はただ自分の愛情の押し売りでわからなかった。小説では光秀はいつも妻のことを思っていた。熙子のような妻であればよかった・・・。

 

 

 

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やってみませんか チェアリング

2021-02-17 18:07:37 | 日記

明日は雪になるというが、町中がオレンジ色に染まっているようだ。夕焼けが素晴らしい。白銀の世界というが、伊吹山の雪も白銀の世界どころではなく、夕日に輝いている。コロナウイルスのワクチンが到着して、先行接種が始まったという。前途多難のようだが、それでも灯りが見えたのではないだろうか。

胃のほうは、まだ機嫌が悪いらしく時々痛む。また、カステラと果物とおかゆの日になりそうだ。それでも、今日は髪を切りに行けた。具合が悪くならないか少し不安だったが、ベテランの男の子が希望通りに切ってくれたし、丁寧にシャンプーもしてくれた。美容師の大先生が言われるには、「美容室で一番リラックスるのはシャンプーだから、それがうまいことは大事なんだよ」と。店を出ると、何となく固まっていた体がほぐれたようだ。一人で家でのんきにしているようだが、やはりどこか固まっているのだろう。

TVで「チェアリング」という話をしていた。コロナウイルス禍で在宅ワークなど外に出られないことが多い。遠出も無理だ。そこで普段の暮らしの中でも、椅子を持ち出してそこに坐ってのんびり過ごすことが流行っているという。お茶を飲んでもいいし、もちろんビールでもいいし、本を読んでもいいし、ないもしないでボーっとしているのもいい。そういえば、滋賀のTV番組で、大津市の比叡山の山の中で、立体のものを制作くる芸術家たちがいるという。自然の山の中だ。琵琶湖にも出られる。ものを創るには最高の環境だという。その一人が言っていた。「ここにいると行き詰らないんですよ」と。

今日は美容室の後、図書館へ行った。周りの山はうっすら雪が積もっている。図書館の大きな窓から外を見ると、気持ちが開ける。滋賀にいれば「行き詰る(息詰まる)」ことはない!あなたも折りたたみのチェアーをもって外に出てみませんか。普段と違う景色が見えるはずですよ。

 

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