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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

ぬくもりに生きる

2021-02-16 16:34:14 | 日記

今日は冷たい北風が吹いて、霙が落ちてくる。でも、陽が射しているのがこの湖北の天気だ。東北のお友達は家の中の片付けが大変だという。全部の部屋に荷物やらが散乱しているので、一部屋一部屋やっているという。「人生で2度も地震に遭わなくてもいいのにね。この前は断水で毎日自転車で水をもらいに行ったのにくらべればいいけど。」と話していた。幸い、私は自然災害には見舞われていない。祖父母は関東大震災で、すべての財産を失った。それでも、近所は亡くなった人が多いので、不幸中の幸いだった と言う。母方の実家は茨城で鬼怒川の水害に遭ったという。自然災害の怖さをつくづく感じる。

昨日、午後から急に胃が痛みだした。胃が痛いというのはここのところ無かったので少し心配だったが、どうも食べ過ぎたのではないだろうか。もしくは、風邪をひたようだ。1日、バナナとカステラで過ごした。横になって静かに本を読んでいた。宮本輝の川の三部作、「道頓堀川」だ。むかし、ざらっと読んだのか、細かいところはほとんど覚えていない。3部作のなかで、この年で読むと一番いいかもしれない。さまざまな生い立ちの人が肩を寄せ合って生きている。

失敗の許された世界があった。それはこの小説だけだなく、最近の風潮を見ていると、「寛容さ」が無いように思う。貧困でも、少しは夢を見て生きていけた。だから、苦学生も、貧乏な画家や音楽家も許容されてきた。事業の失敗、賭け事に溺れるなどなど道を外れても、また復活できる道があった。道頓堀川を読んでいると、人が生きている!どんなにどんくさくても。それは宮本輝の目線なのかもしれないが。最後のページで、なにか人間味あるあたたかい希望を感じた。誰かがいれば、もう1度生きてみようと 思える。

 

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バレンタインデーは飛んで行った!

2021-02-14 17:36:57 | 日記

今日も暖かくて、町を若いカップルが仲良く手をつないで歩いている。でも、関東以北はそれどころではない。昨日は17時ごろ、NPOでお世話になっている宮城のチームから連絡が入った。「10年間ごくろうさま」ということで、41名の皆さんのご好意をお送りくださったという。今日、練習会なので、私からのお礼の文面が欲しいらしかった。これはメールでは失礼と、書面にすることにした。41名分の書面をメッセージをつけ封筒にいれて、出来上がったのが、10時半だった。ほっとして、そろそろお休みか と思うとお隣のTVの音がやたら大きい。12時近いのに・・・。地震のニュースだった。

こんな感じで私は福島沖の地震を知った。被害の状況はわからない。震度6強、東京でも震度4だ。津波が大丈夫だということで少し安心した。2011年の地震の余震だという。10年は大自然のなかでは、短いのだ!41名の皆さんへの「お礼」は「お見舞い」になった。相馬の方もいらっしゃる。今朝、入ってきた情報で、仙台市内でも棚から本が落ちるだの家の中がもので散乱しているという。やたらに連絡するのも混乱中に失礼とじっとしている。

これで病院やらに被害が出て、避難する人やけが人が多かったら・・・。少しコロナの感染が収まっているが、そうでなければ、病院の状況は大変だったろう。

自然災害やら感染症のリスクを想定しなさい というのは無理なのかもしれないが、病院やら研究所の人員削減やらで予算の規模を小さくしてきているように思う。人のいのちの要のところの予算を削ったことへのつけのようにも思う。(感染症の分野はあまり重要視されなかった気もする)

この禍を今後の「いのち」を守る現場に生かしてほしい。それを祈ることくらいしかできないが。

 

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バレンタインデーに思う ジェンダー

2021-02-13 17:22:09 | 日記

上着なしで歩けるほど暖かい。一気に春が来た感じだが、また寒くなるらしい。気持ちよく散歩に出たが、歩きすぎないようにと途中で引き返した。1年前くらいに建った200坪近くある洗練された日本家屋がある。庭も素晴らしい!その家から、少し調子の外れた歌が聞こえてくる。さて、??どうもご老人らしい歌声だ。聞いていると「琵琶湖哀歌」だった。暖かくてご気分がよろしかったのだろうか。梅の花が咲いていて、鴬でも囀りそうだった。

ああ、明日はダレンタインデーなのだなぁ などと思うが、どうもこれは日本では違う形になっているようだ。「女性から男性へ愛は告白できなかったのか??」などと思いながら、今話題のジェンダーを考えた。確かに、日本では女性の参政権を見ても男性とは20年ずれている。「女性史年表」などをみると、当時意識しなかった男女の差別にびっくりぽんしている。これは戦後、それも30年前くらいのお話だ。

最近は「なぜ」という段階が省略されてきている気がする。女性が働く環境や男性の育児に関してもヨーロッパとは社会保障の面ではるかに違っている。たまたま私は放送大学の「ヨーロッパの福祉制度」で学んだが、そういう理解が必要な気がする。その場だけの議論では、おそらく20年から30年の遅れは変わらない気がする。

でも、私の中にも男子は大工仕事ができるはずだ などという変な意識がある。もと夫が大工仕事ができないのにびっくりしたことがあった。気が付かないうちのもっているバイアスはある。そういうことをもっと掘り下げていくのがいいのだろうな。ただただ、走って走っての高度成長では忘れたことばかりなのだろう。

「自由」や「平等」は長い歴史のなかで(戦いの中で)獲得できたものだと思う。年号や名前の暗記でなく、その運動の背景を学んでいくようだといいなぁ とおばあさんは思うのです。今日はちょぅと違う写真です。

 

 

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琵琶湖の白鳥(コハクチョウ) 北帰行

2021-02-12 18:20:04 | 日記

育てている花のつぼみが少しずつ大きくなる。「もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか」にはならないねぇ。今日は、幾分気温が低いので、ねん挫した足は冷えると痛い。今度は湿布でなくカイロで温めている。

滋賀のニュースで白鳥が北に帰るという。湖北の野鳥センター付近でたくさんのその姿を見たときは、感動した。11月だった。まさか目の前でたくさんの白鳥を見るなんて、考えてもみなかった。「あっ!あそこにも!ほら、竹生島の方角にも!」とお友達3人で湖岸の道路を走った。ちょっと冒険して湖の近くまで道なき道を降りて行った。そして、12月には、いつもランチをしているベンチから白鳥を見た。家族なのか灰色の子どもの白鳥がいた。

「北帰行」という歌があったなぁ。「窓は夜露に濡れて みやこすでに遠のく・・・。」元は寮歌だったとか。さびしい歌だった。白鳥は写真で見るとそんな感じがない。(2/10 京都新聞)

来年はあの灰色の子どもたちも白いきれいな羽で帰ってくるのだろう。いいなぁ、と鏡の中の自分にため息をつく。しわとしみとしらが我が姿は、みにくい姿だ。あまり人に会いたくなくなる。

それでも今日は陶芸と冊子の編集ができた。そんな創作の世界で飛んでいられたらいいなぁ。

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とりとめもないバレンタインデー雑感

2021-02-11 17:23:37 | 日記

3日ぶりに自宅でコーヒーが飲めた。豆がなくなり、駅近くのお店まで歩いて買いに行けず我慢していた。建国記念日の今日、町は人が出ていた。黒壁スクエアと呼ばれる商店街は10店舗が閉店になったという。(全部で何店舗あったのかはわからないが)大きな店舗の閉店が多い。混んでいたのは、スーパーなどのお菓子の材料売り場や100均の包装材料売り場だ。「ああ、バレンタインデーなんだ・・・」と気が付いた。製品は案外売れていないので、手作りになるのだろう。手作りか・・・。

昔は、チョコレートでは私の気持ちは表せないなどとうまいことを言って、白い紙1枚を送ったものだ。この手も2回までで、3年目はやらないことになった。今年は、NPOをやめるとわかって、それでもご協力いただいた方たちにチョコレートをお送りした。これは義理チョコではない、With Thanks だった。感謝しなくてはならない人が多すぎる。感謝の気持ちを込めて贈るのはいいのだろうな。

親友が私の名言として「ごはんが食べたい時に、パンを差し出すトンチンカン(な男)」と男と女の問題に対する対応の違いを言った言葉だ。でも、最近はこの言葉には、反省している。「パンを出してくれたこと」にまず感謝しなくてはいけなかった。トンチンカンな時は「ご飯食べたいの」と言えばいいのだろう。黙っているこちらがトンチンカンなのかもしれない。

話は違うが今日の聖書朗読に創世記の有名な「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。鳥や獣を作られ、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた」だ。何十回と読んでる創世記だが、今回は何か違う感覚がある。「ついに、これこそわたしの骨の骨、わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」

私は、あなたの骨の骨、肉の肉、そう感じれば、男だ女だと難しく構えなくてもいいのかな。初めは二人とも裸だったのだから。

 

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