ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

要害山はどこ?

2024年01月11日 | 山旅

甲斐の国といえばこの人

 

屋敷のあった今の武田神社の背後の山、要害山には山城の遺構も残っているということなので行ってみる。昭文社の山地図では麓の積翠寺温泉に登山口があるということだが、温泉は現在休業中のようだ。ここもコロナの影響で閉まってしまったのだろか。

積翠寺

 

温泉はここからさらに車道を上っていく。山奥の温泉らしからぬ立派な建物だ

 

旅館の脇に登山口の標識あり

 

道は山の腹を捲いていく。しばらく行くと展望台が

 

ここから道はどんどん下っていくのでこれで合っているのだろうか。心配になって展望台のところに引き返すとベンチのある所から上っている道らしきものがあるので登っていってみる。

 

途中には境界線を示す赤い印が続いているが要害山という表示は皆無

 

道もあまりはっきりはせず、標高もすでに要害山の780Mを超えているのでどうもこれが要害山への道ではなさそうだ。しかたなく引き返し、展望台で一休み。もと来た道を戻ることにする。

結局のところ目当ての要害山にはたどりつかず武田神社まで下りてくる。ネットで調べると要害山登山口としては別のところの写真が出てくるがそこへは車でないといけそうにないので断念。

しかたないので県立美術館へ行って展示を観る

 

ウィリアム・モリスの作品が多く展示されていた。彼のポリシーはというと

 

我が家は有用とも美しいとも思えないもので溢れかえっているのだが…。

こういうものを置けばいいのか

 

 

お馴染みの花柄

 

ミュージアムショップにはこの柄のグッズが多くあったが、最近は某百均の店で手に入るからありがたみがなくなっている

ということで目当ての山にはたどり着かずアート鑑賞でお茶をにごす。今から考えてみると道が下りに入ったときに諦めずそのまま下っていけば正しい展開があった気がするが今となっては遅い。

こういう日もあるのだ

 

 

 

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百蔵山

2024年01月10日 | 山旅

スノーシューが壊れたので雪山は諦め、雪のないところに南下。山梨で里山に登って富士山見物をすることにする。

今日は中央線猿橋駅近く、秀麗富嶽12景のひとつ百蔵山に登る。

麓のマンホールにも富士山

 

登山口からの富士山

 

 

頂上に着くとすでに富士山には雲がかかっていた

 

上りは緩やかだったが下りに取った道の山頂直下は傾斜があって岩も露出していて危ない。何年か前に近くの笹子雁ヶ腹摺山で転げ額から出血したことを思い出してしまう。鎖を頼りに慎重に下る。

何とか安全地帯まで下りてくるとホッとする。あとはのんびり歩いて猿橋駅に向かうがちょっと寄り道。駅の名前の由来の猿橋というちょっと珍しい橋があるというので見に行く。

確かに珍しい形の橋だ

 

川は澄んで美しい

 

富士山の眺めのいい、駅近の里山、百蔵山だが下りはなかなか急で決して侮れないのだった

 

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長野市内七福神

2024年01月07日 | 山旅

スノーシュー歩きができなくなったので今日は長野市内散歩。正月なので縁起物を巡ってみることにする。

まずは権堂アーケードにある弁財天様 

 

七福神の仲間ではないけれどショーウィンドーに並ぶダルマさん

 

次はエビス様

 

毘沙門天

 

名物の唐辛子缶車発見

 

布袋様はケース入り

 

秋葉神社の福禄寿もケース入り

 

大黒天さま

 

最後は福禄寿

 

ユニークな街灯を発見

 

今年はいいことがありますようにと願うより、むしろ悪いことが起きないようにと願いたくなってしまう年明けだった

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スノーシューで袴岳のはずが…

2024年01月06日 | 山旅

斑尾山の北にある袴岳に登る。今回はツアー参加なので上越妙高の駅で集合。

駅前からは朝日のあたる妙高山がよく見える

 

登山口は赤池。この辺りは豪雪地帯だが今年は雪が少ない。お天気は上々

 

頚城山塊の山々

 

この辺りで私のスノーシューにトラブル発生。何年か前にストラップが切れて交換してもらっていたが、今回は本体とベルトを固定している樹脂の部分が劣化により破損。まったく用をなさなくなってしまった。事前に点検してなかった私の完全なミスだ。しかたないのでスノーシューは諦めてツボ足で上る。トレース上を歩けば踏み抜きもせず普通にツボ足で歩くことができるので最後尾を歩いていく。

 

今日は風もなく穏やか。雪上を歩けるだけで楽しい

 

2時間ほどで袴岳頂上に到着

 

正面には斑尾山

 

昼食後下山するが、下りもツボ足で問題なく歩ける。袴池に下りてきた頃には雲が多くなっていた。

ここでトレースのないところを歩いてみたら見事にズボった。やはりスノーシューの性能は絶大だ

 

登山口に戻ってツアー終了。ツボ足でも楽しく歩くことができ、結果的にツアー登山の恩恵は大だった。場合によっては行動不能になって参加者に迷惑をかけることにもなるので、出発前の用具の点検を怠った私のミスを反省して次回に生かさなければ。

それにしても困った。明日は単独で斑尾高原辺りでスノーシュー歩きを楽しもうと思っていたのだが予定を変更せざるを得ない。

 

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戸隠奥社と鏡池

2023年10月20日 | 山旅

昨日は立山を駆け抜け、今日は秋の戸隠へ移動

まずは奥社参拝へ。

前回は雪道を歩いたが秋の道もいいものだ。

 

 

隋神門を入ると立派な杉並木となる

 

 

天気予報ではあまり期待していなかったがきれいな青空だ

 

戸隠山の一角も見えてくる

 

奥社と九頭龍社

 

 

隋神門まで戻って鏡池へ秋真っ盛りの道をたどる。

鏡池手前の天命稲荷

 

その名のとおり西岳と戸隠山を見事に映す鏡池

 

尖りは本院岳

 

蟻の塔渡り、八方睨

 

戸隠の仕上げには戸隠そば

 

今回はグループ4名で、短い日程に立山と戸隠を詰め込んで動き回ったが、2日間とも天気に恵まれ秋を満喫して終了。それにしても全員よく口と脚が動いた。旅にはこの両方が動かなくちゃね

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再度立山へ

2023年10月19日 | 山旅

今月初め、立山・黒部アルペンルートを訪れたが若干紅葉の色づきには早く少々物足りなかった。ということで再度の訪問である。

前回はダムの上を渡る風が冷たかったが、今回は風もなく穏やかな天気に恵まれた。

黒部ダム周辺も前回よりいっそうきれいになっている。しかも後ろの立山は雪化粧

 

ダムを見ながら名物ダムカレーを

 

扇沢側の反対からみると、大きなダムも後ろの巨大な岩の塊の前で小さく見える

 

コンクリートの塔はダム建設時の名残か

 

黒部平の辺りも美しい

 

大観峰も

 

針ノ木岳方面

 

そして室堂まで来ると一転白の世界に

 

 

幸運なことにライチョウまで見ることができた

上半分はまだ夏仕様

 

地獄の後ろは大日連山

 

今日は好天に恵まれたが明日からは荒天の予報。なんとも幸運というしかない

 

室堂からは富山側へ下っていく

剱岳が見送ってくれた

 

立山から乗った富山地方鉄道ではライチョウ柄車両も見られた

 

今年は猛暑の影響か、紅葉のピークも少し遅かったようだ。今回は紅葉も雪景色も見ることができ再訪問した甲斐があったというものだ。

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立山・黒部アルペンルート

2023年10月03日 | 山旅

秋の立山周辺は美しい。特に大観峰、室堂平などは何度見ても飽きない。ということで松本から信濃大町へ向かう。早朝の松本の気温は9度。

 

信濃大町から扇沢に入り、黒部ダムへ。ダムを渡る風が冷たい。紅葉は少し早いがお天気がいいので輝いている

 

 

後立山連峰 眼下に黒部湖

 

今回は紅葉見物のつもりだったがやはり雄山くらいは登っておかないとと一の越に向かう

 

室堂から2時間ほど雄山頂上へ 視界良好

左槍ヶ岳 右笠ヶ岳

 

富士山の頭も

 

室堂平

 

左 剱岳 右 大汝山 

 

雄山の最高地点は神社のお社

 

標高は3003M

 

岩の間からの槍

 

お天気がいいので存分に眺めを満喫。室堂に戻る。

5日には初雪の予報

 

室堂からはバスで美女平へ。途中の弥陀ヶ原辺りの紅葉は見事だった。あとは立山からノロノロ運転の富山地鉄で富山駅へ下りていく。

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安曇野散歩

2023年10月02日 | 山旅

今日も雲が多い。山には行かず安曇野をぶらぶらすることにする。

 

安曇野には小さいが多くの美術館が点在するのだがほとんどは月曜休館だ。そのうち征矢野(そやの)久の作品を展示した水彩館は開館しているということなのでここを訪れる。

大糸線安曇追分の駅から歩いていくことにしてgoogleさんに道案内をしてもらう。田舎の狭い道を何度も曲がるよう指示されて30分ほどで到着

 

安曇野を描いた作品が多いが山の絵が多いのがうれしい

 

 

観終わって、帰りもgoogleさんの言うとおり駅へと戻る。googleさん、わかりにくくて腹の立つときもあるけれど、今日は細い道を何度も正確に案内してくれてありがとう。

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白馬鑓温泉 ②

2023年10月01日 | 山旅

朝になっても雨は止まず。雨雲レーダーでも当分止む気配はなさそうだ。あせってもしかたないのでもう一度最後にお湯に浸かって名残を惜しむ。

晴れていれば稜線を歩きたかったが下山することにする。

途中の沢の橋が増水で流されていないか心配したが無事渡ることができた

 

雨で洗われた紅葉が鮮やかに

 

 

いつもより時間をかけて慎重に下ったが、それでも下りは早く3時間半で猿倉到着

白馬駅近くの途中みみずくの湯でもう一度入浴して終了

あらためて2013年9月の記録を見てみるとあのときはテントを背負っても4時間弱で上っている。しかもテントを設営したあと白馬鑓ヶ岳を往復している。我ながら昔の健脚に感心してしまう。10年の歳月は正直なものだとこれもまた感心してしまうのだった。

 

 

 

 

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白馬鑓温泉 ①

2023年09月30日 | 山旅

10年前の9月、月を観ながら入った白馬鑓温泉に上る。昨日は中秋の名月だったのであまり変わらない姿の月をと意気込んでみたが天気予報では期待はできなさそうだ。

朝は稜線も見えてはいるがやはり雲が多い

 

気を取り直して猿倉から登りだす

10年前はテントを背負っていたが今回は小屋泊まり。楽勝のはずだがあまりスピードは出ない

花やキノコに励まされ

 

 

見えているのは大雪渓か。今年は猿倉から白馬岳への大雪渓が夏の早い時期に状態が悪いということで通行止めになっている

 

小日向のコルを過ぎるといったん下る

 

双子岩の辺り

 

左上方に小屋も見えてきた

 

秋の代表的な花トリカブト

 

沢をいくつも超えるが水量は豊富。水不足の心配はなし

 

何とかコースタイムの4時間半で白馬鑓温泉小屋到着

 

宿泊の手続き後、さっそく内風呂に

小屋は今日が今年の最終営業日なので解体工事が始まっていて屋根が半分ない半露天状態

 

一生懸命登った結果入ることのできる温泉はありがたさでふだんよりいっそう「はー」とか「ふう」とか声が出てしまう。至福の時だ

冬は雪崩で壊される恐れがあるのでシーズンごとに壊して立て直すことなど考えれば1泊2食付きで16,000円は少々高い気がするがこの気持ちのよさに目をつぶろう

温泉成分表

 

上から見た大きな露店風呂。こちらは混浴だが夜暗くなってからは女性専用タイムがあるのでそのときまた入ることにする

 

暗くなってから露天に入ったがやはり予報通り雲が多くて月は見えず残念。夜半には雨が降ってくる。

 

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