ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

唐松岳

2023年08月24日 | 山旅

一見いいお天気そうでも山ではなかなか一日中安定した晴れには恵まれない今日この頃、待っていてもきりがないので出かけていく。

今回は八方尾根を登って唐松岳を往復の予定だ。前回は3月の積雪期で晴れの天気だったが強風のため丸山ケルンで撤退して頂上が踏めなかった。今回はできれば頂上まで行きたいのだが、天気予報もあまり期待できず登り始めてもこんな空。

午後からは雷雨の可能性もあり、あまりのんびりできず気が急く。

 

足元の花はすっかり秋の花

ウメバチソウ

 

トリカブト

 

八方池もうすぼんやりしか見えず

 

ダケカンバの森を行く

 

さすがに今の時期は扇の雪渓も小さくなっている

 

小屋近くまで来ると幸運にも頂上が見えてきた

 

一瞬青空も

 

3時間ほどで頂上到着。また厚い雲に包まれてしまった。晴れていれば剱がよく見えるのだが

 

眺望もないし、雷雨の可能性もあるので10分ほどでそそくさと下山開始。下り始めるとすぐに雨がパラパラ降りだしたのでカッパを着るが、山の法則「着れば止む」のとおりすぐに止んでしまう。しかし「脱げば降る」も法則なのでしばらくは着たまま歩いていく。

小屋からすぐのところにライチョウが一羽

中央すぐ上のところにライチョウの白いお尻

 

トラノオ・アザミ

 

マルバダケブキ

 

シシウド

 

ハクサンシャジン

 

オオカメノキ

 

 

結局雨もそれほど降らず、何より雷鳴がなくてホッとする。無事にリフト乗り場まで下りて終了。

鏡池まで下りてくるとこれまで何も見えなかった白馬三山の姿が雲の切れ間から顔を出していた

 

 

今日は眺望は期待していなかったのでこれが見られただけで上出来。昨日も唐松岳頂上付近で事故があってヘリが出動したようなので無事に下山できたことも上出来。

今夏はほんとうに死亡、負傷事故の発生が多いように感じる。自分がそうならないよう普段より一層気を付けて登っているつもりなので下りてきた時の解放感もひとしおなのだった。

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信濃大町にて

2023年08月24日 | 山旅

下山してホッとしたのか夕食はガッツリ食べてしまった

 

ついでに信濃大町の街散歩

ライチョウがかわいいマンホール

 

側溝のふたも美しい

 

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小遠見山

2023年07月31日 | 山旅

白馬五竜高山植物園で花を見つつ、ついでに小遠見山ぐらいまで上ってみようとアルプス平から歩き出すが今日も雲の多い天気だ。

クマさん、出ないでね

 

見えるはずの白馬連峰も雲のなか

 

1時間半ほどで小遠見山到着

 

しばらく待ってみるが変化なし。見えるのは雪渓ばかり。

 

帰りは高山植物園のなかをのんびりと下っていく。

今はシモツケソウが満開

ウスユキソウ

 

ミソガワソウ・クガイソウ

 

コマクサ

 

ヤマブキショウマ

 

ウツボグサ・シモツケソウ

 

植物園というだけあって海外の珍しい高山植物も観られる

 

 

 

ヒマラヤの青いケシが1輪だけ残っていた

 

チングルマはすでに穂になっている

 

コロナ過の3年も自分なりに体は動かしてきたつもりだが、それでも確実に3歳は年齢を重ねている。あちこちの山で遭難、救助要請などの報を聞くと、以前のように3000Mの稜線をガシガシ縦走したくてもつい二の足を踏んでしまう今日この頃。高望みしてもしかたがないので身の丈にあった山行でお茶を濁すしかないのかと弱気になるのだった。

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野沢温泉でハシゴ

2023年07月30日 | 山旅

野沢温泉に半世紀ぶりで行ってみた。高校の学校行事でスキーに行って以来である。

スキーをしたこと以外温泉街のことは何も覚えていないが、街の様子が劇的に変わってはいない気がする。大きなホテルやコンビニも目につかない真夏の温泉街は日曜だというのにひっそりとしている。

 

冬のスキーシーズンには賑わいを見せるのだろうが、夏の温泉が目当ての客はそれほど多くないようだ。昔ながらの商店や旅館にとって大規模なホテルやコンビニはあまり歓迎されないのかもしれない。

温泉街には外湯が10か所以上あり、どれも観光客に開放されている。特に料金はなく、寄付の形で自由にお金を入れる箱があるのみ。地元の方の管理、運営に感謝。

まずは大湯に行ってみる

 

誰もいないので写真を1枚。脱衣所と浴槽が一緒になったスタイルだ。

 

お湯はぬる湯と熱湯に分かれているが、ぬる湯でもかなり熱い。水を加えてなんとか入ってすぐに上がる。こういうときは脱ぎ着が簡単な浴衣に限るのだが、外来者はそうもいかず服を着て次に向かう。汗が噴き出てくる。

大湯からすぐのお寺にお参り

 

雪国の消火栓は雪に埋もれぬよう背が高い

 

高温のお湯が出ている麻釜(おがま)は立ち入り禁止

 

マンホールには鳩車

 

1998冬季オリンピック記念マンホールも

 

洗濯や炊事専用の温泉もある

 

近くの熊の手洗湯

ここにも入ってみる

 

目印のクマさん

 

このあともう一湯入ったのだが、のぼせと暑さでボーっとしていてどこに入ったか思い出せない。

それにしても10ヶ所以上いつでも自由に入れるくらい豊富な湯量があるとはなんという贅沢。こういうところでのんびり湯治をするのも悪くなさそうだ。80歳を過ぎたらちょっと考えてみるか

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黒姫山

2023年07月29日 | 山旅

夏は長野駅からのバスが戸隠キャンプ場まで行くのでそれに乗る。キャンプ場を0830時出発。車道を20分ほど歩いて大橋登山口から黒姫山に登る。ルートは2つあるが行きに林道、帰りに古池経由の道を行く。

林道は歩きやすいが単調だ。新道分岐で古池経由の道と合流しやっと山道らしくなる。

 

 

ヤマハハコ

 

 

しなの木

 

しらたま平を過ぎると頂上へあと一息

 

 

1200時過ぎ、頂上到着

 

残念ながら雲が多く高妻山がぼんやり見える程度だ

 

少し待ってみたがあまり眺望に変化なし、下ることにする。下りは新道分岐から古池経由の道に入る。最近足の甲やかかとに若干の痛みがあり下りが少々つらい。慎重に歩いているつもりだったがなんでもないところで右足をぐねる。大事にはいたらなかったが危ない、危ない。

ツルアジサイとヤマアジサイ

 

古池まで下りてくる。思ったより大きな池だ

 

満水でここからあふれ出ている

 

古池の下には種池もあるがこちらは水の出入りなしということで水草に被われている

 

登山口へ出てまた車道を歩いて1540時キャンプ場に戻る。それにしても暑かった。十分水を用意していったがすっかり飲み干してしまった。

最近山での遭難事故のニュースが目に付く。疲れで動けないとか道迷いなど、体力の低下や感の鈍りが原因の事故はコロナの自粛で3年間のブランクがあるせいかもしれない。自分も肝に銘じて慎重に行動しなければと思いながらの山行だったが、無事に下山でき普段以上にほっとしたのだった。

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鷲ヶ峰から車山

2023年07月22日 | 山旅

臨時の夏山バスが出ている今の時期に霧ヶ峰の北にある鷲ヶ峰に登ってみる。車の入る八島ヶ原湿原近くの駐車場は次々上ってくる車で満杯、人も大勢だが鷲ヶ峰に行く人は少なく静かで快適だ。

雲が多いのが難点

 

今は花の最盛期

ナデシコ

 

ウツボグサ

 

ハクサンフウロ

 

コウリンカに止まる蝶はまるで保護色

 

ギボウシ

 

ヤナギラン

 

無人の頂上は静かなもの

 

ミネウスユキソウ

 

さっきより青空が見えてすっかり夏空

 

あとはのんびり八島ヶ原湿原に下りていく

 

休んでいるとなぜか手に蝶がとまって動かない

 

ヒヨドリバナ

 

湿原沿いの木道を歩いて行くと、懐かしい歌の歌碑が。久しぶりに歌ってみるか

🎶山小屋の灯はほのかに灯りて🎶

 

緩やかに物見石まで上がってくる

 

車山の山頂ドームが見えるがまた雲空に

 

あとは車山高原のバス停まで下りて終了。夏休みの土曜日なので人が多かったが、久しぶりの高原歩きを満喫した1日だった。

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五色ヶ原 久手御越滝コース

2023年07月21日 | 山旅

昨年夏参加した五色ヶ原のツアーが楽しかったので今年も参加することにした。いくつかあるコースのなか1日コースのひとつに参加したかったが参加人数が足らないということで実施されずやむなく半日コースの久手御越滝(くでみこしだき)コースに参加することにした。

0850時出発、森のなかへ

緑の濃い森は陽があまり差さず、冷気を感じる

 

鼻の欠けた象

 

黄檗の水場。甘露甘露

 

ウバユリ

 

流れも爽やか

 

目的地の久手御越滝

 

 

半日の軽いコースだったのであっという間に終了。下界の暑さが嘘のような涼しさで、歩いていても汗もかかず快適な森歩きだった。半日といわず1日中いてもよかったのだった。

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長崎散歩

2023年05月29日 | 山旅

今回の旅はオルレ3コースを歩くつもりだったが、下調べ不足で2コースで終わってしまった。まあ旅にはトラブルはつきものなのでこれも仕方がない。

長崎の駅は新幹線が来て、きれいに生まれ変わったが、まだ工事中のところもあってまだ未完成のようだ。今回は市内観光はほとんどしなかったが少しだけブラブラ。

諏訪神社の鳥居。この階段を客席に行われる長崎くんちを観てみたい

 

市内を見下ろす

 

 

灯篭に石の梯子が付いているのは初めて見た

 

こんなスリムなビルを見るのも初めて

 

わかりやすい看板

 

路面電車もいろいろな車両が走っているが私と同年齢の電車もまだ現役

 

長崎名物、ちゃんぽんと皿うどんはそんなに期待していなかったが予想以上に美味だった。トルコライスというのもあって食べてみたかったのだが見るだけ

 

お土産は桃カステラ。めちゃくちゃ甘い

 

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雲仙普賢岳

2023年05月25日 | 山旅

今日は雲仙普賢岳に登りに行く。諫早からバスに乗り小浜から山のなかを行くこと1時間半、雲仙の温泉街が姿を現す。終点で降りるが普賢岳への登山口仁田峠へはバスの便はない。タクシーも出払っているのでゴルフ場に沿った池の原園地を歩いて峠へ向かう。

園地の両側はキリシマツツジに被われているが残念ながらほぼ花を落としている。

 

わずかに残っているところも

 

弘法大師も訪れたことがあるらしい

 

少し高度が上がると見頃のツツジが

 

国見岳に登る登山道の両側も今が見頃

 

国見岳の斜面

 

普賢岳への分岐点、国見分かれから国見岳へ向かうが、途中ちょっとした岩場もあって、今日は韓国からのツアー客が多く、すれ違いで時間がかかる。

登り切って頂上。後ろには平成新山

 

国見分かれまでいったん下って、普賢岳へ。ツアー客は下山していったようで静かな道となる

頂上到着、バックに平成新山

 

今日は雲が多くてあまりスッキリしない空だ

 

 

眺めを楽しんで、また仁田峠から池の原園地を通って雲仙温泉に下山。バスの時間まで余裕があるので湯の里温泉共同湯で汗を流す

 

200円を払って浴場に行くと地元の人が一人。いざ湯舟へと足を入れると熱い!ぐっとこらえて全身を浸けるがとても長時間を入っていられない。地元の人が先に出ていかれたので、ホースで水を入れてみるがそう簡単には温度は下がらない。早々に退散。脱衣所にさっきの人がいたのでいつもこんなに熱いのかと聞いてみるとこれが普通ですよと涼しい顔で答えられた。

なかなかの熱湯だったが上がってみると汗が噴き出すわけでもなく意外にさっぱりしたのだった。

バス停まで温泉街をぶらぶら

ついでに地獄も見て、温泉卵を食べてバスの時間までを過ごす

 

 

オルレ歩きも楽しいが、やはり慣れた山歩きが格別な一日だった

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兎岩

2023年04月21日 | 山旅

岐阜県の瑞浪市に兎岩があると聞いた。今年は兎年、年女の私としては見ておかねば。

駅前にはの陶器の街らしいモニュメント

 

マンホール

 

八王子神社が登山口だがここにも陶器の逸品が

でかい!

 

神社の狛犬も陶器製

 

 

上り始めて20分ほどでお目当てのものが見えてきた

 

大きくしてみると

なるほどウサギだ

 

この先には天狗岩もあるとのことなので新緑の道を歩いていく

 

天狗岩とのことだがどこが天狗かよくわからない

 

ここから下ってもと来た神社に戻る。目的は達したので瑞浪の駅に戻りたいのだが、バスの時間は2時間後だ。しかたがないのですぐに来る明智駅前行のバスに乗って明智へむかう

明智に着いたものの今度は電車の時間まで1時間待ち。明智には大正村があるのでそこを見つつ、ついでに明智城址に登ってみる

明智町マンホール

 

 

大正村役場

 

絵画館

 

 旧三宅家

 

明智城、別名白鷹城本丸跡

 

 

駅に戻って明智鉄道に乗車

 

今回の岩見物の山中では誰にも出会わなかった。先日の向山連山のように何か季節の花でも咲いていればおばさんが観に来る、それにつられておじさんもということになるのだが、地味な岩では今一つ魅力に欠けるということか

 

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