ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

光城山

2022年01月01日 | 山旅

2022年が明けた。まずはめでたい。

 

松本はアルストロメリアの栽培で有名らしく、駅にも華やかに飾られていて目を楽しませてくれる

 

登り初めは豊科の光城山へと思い田沢の駅からのんびり歩いて登山口へ。豊科名物マンホール

 

以前上ったときには早朝まで降雪があって雪をまとった木々がきれいだったが、今日は残念ながら木々に雪はなし。途中東側の斜面を歩いていくと朝日が上がってきたのが見える。だいぶ高くなってしまったが一応これが今年の初日の出だ

 

頂上付近には人がいない。多分地元の人はここで初日の出を拝んですでに下山してしまったのだろう

 

常念など北アルプスの稜線には雲がたなびき、頂上が見えないのが残念

 

頂上の神社に初詣を済ませ、豊科の街の方に降りていく。これも豊科のマンホール

 

街まで来る頃には常念方面の雲もとれ頂上がくっきり見えてきた

 

松本に戻ってお城へ

 

夜はライトアップがあるというので見に行く。

光を当てれば確かに美しいが、威厳ある国宝のお城に派手な光が当たるのはなんだか痛ましいような気がしてならなかった。深々と冷えてきたので早々に退散

 

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犀川の白鳥

2021年12月31日 | 山旅

今年も安曇野の犀川でハクチョウが越冬しているとのことなので見に行く。いつもは光城山に登るついでに豊科の白鳥湖に行くが、今年は明科の御宝田に行ってみる。

多い時は千羽単位で来ることもあるらしいが今年は少ないようだ。

 

密集するカモの先にハクチョウが数羽

 

それにしてもカモが多く、なかなかかわいい。種類もいくつかいるようだ。

 

ハクチョウは少し離れたところに多くいるようなのでそちらにも行ってみる。

土管にもたれかかる松

 

いたいた。飛ぶところをみたいがなかなか思い通りにはいかない。やっと羽ばたいたと思ったらもめているようだ

 

 

一羽が攻撃してもう一羽を岸に追いやった。白鳥というと勝手に優美なイメージを持ってしまうが、大型の鳥でもありなかなか迫力がある

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硫黄岳を目指すが

2021年12月30日 | 山旅

一昨日は天気に恵まれたが今日の予報はパッとせず、とても頂上は無理だと思うが赤岳鉱泉ぐらいまでは行ってみることにしてまだ暗いうちに宿を出て美濃戸口から歩き出す。

 

 

歩き出しから3時間ほどで赤岳鉱泉到着

 

日差しがない分気温も低く風もある。この分ではこの先雪も深くなりそうだし、稜線は風が強そうなので迷うことなく撤退を決める。

この寒い中でも赤岳鉱泉名物の人口氷壁アイスキャンディーには人が取りついている。

 

 

暖かければのんびり見物したいところだがとてもそれどころではない。雪も本格的に降り出したので食事もそこそこに下山開始。

美濃戸口まで戻って昨夜泊まった宿でゆっくり食事をする。宿は1階にレストラン、2階に登山者向きのカイコ棚ベッドがあってなかなか快適な空間となっている。

宿の看板犬シベリアンハスキーのマロちゃんもかわいい

 

一昨日のスマホのカメラ不調に懲りて今日はモバイルバッテリーも用意し、使い捨てカイロを貼り付けて機嫌をとってやるが、眺望もなくさして写すべきものがないのが残念だった。

 

 

 

 

 

 

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快晴の北八

2021年12月28日 | 山旅

年末寒波到来、大雪の予報もでているのでどこへ行くか迷う。長野県も北部は大雪の予報だが中、南部はそれほどでもなさそうだ。安全で楽しく行けるところとなるとどうしても限られてしまい今年も北八に上がる。

ロープウェイで坪庭に上がると、気温は低いが早朝までの降雪できれいな雪景色が広がっている

 

まずは小さなお社に参拝

 

縞枯山に上がってみることにして、新雪で歩きにくいかとスノーシューを履いてみるがすでに何人かが歩いているトレースをたどるならスノーシューは必要なさそうなので途中で脱ぐ。

縞枯山荘付近

 

縞枯山まで上がり、その先の展望台を目指すと赤岳への稜線ががよく見えてくる

 

さらに展望台付近からは眺めがよく、木々の樹氷もきれい

 

と、ここまではよかったのだがさらにきれいな写真をと思ってスマホを構えるが、「バッテリーが切れたので充電せよ」という。1日だけならモバイルバッテリーはいらないだろうと宿に置いてきてしまった。それにしてもいくら気温が低いとはいえそんなに早くバッテリー切れなんて。周囲の明るさでスマホのメッセージもよく見えないのだが次には「シャットダウンします」といっているようだ。天気は上々、風も微風程度、申し分ない天気なのに・・・。

一気にテンションが下がりとぼとぼと上ってきた道を坪庭まで戻る。写真は諦めないとしょうがないがこのきれいな雪景色を見ない手はないと気を取り直して予定通り北横岳に上る。

上るにつれて坪庭もきれいに見えなかなかの絶景だが写真なし。頂上まで上がりなんとかスマホが復活しないかとカイロで温めてたりして機嫌をとると奇跡的な復活。

その1枚

 

やったーと喜ぶのも束の間、その後復活することはなかった。写真よりなにより自分の目に焼き付けた景色が一番なのだと自分を慰め下山したのだった。

下山してバスに乗って改めてスマホを見るとバッテリー残量70%台で復活しているではないか。なんのことはない寒さがいやでサボっていたとしか思えない。まったくいい加減な奴だ。

積雪期に北八に何度か上っているが今回の雪景色がこれまでで一番きれいだったのに・・・。

 

 

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伊那の傘(からかさ)山

2021年12月05日 | 山旅

伊那地方の小さな里山傘山に登る。中央アルプスと南アルプスの間にあるのでお天気がよければ両側の眺めが楽しめそうだ。

出発は御嶽山登山口。とはいっても木曽の御嶽山とは別の小さなピークのことらしい。

立派な松林を上るとすぐに御嶽山で小さな神社もある

 

かわいい閻魔様、それとも鐘馗様?

 

ここから傘山へ登っていく。傘山は標高1542M、登山口からの標高差は700Mほどなのでハイキング気分で登っていくが、頂上が近づくにつれて急登となる。もう少しジグザクに道を付けてくれればと思う直登で、雪も少しあり滑りやすい。

しかし頂上に着けば眺望に癒される

 

木曽側は越百山から仙涯嶺をへて南駒ヶ岳

 

南アルプスは甲斐駒、千丈、北岳、塩見岳などの稜線が

 

 

八ヶ岳方面も

 

眺めを楽しみながら昼食。下山はさらに滑りやすいので慎重に。

カラマツ林もあって秋もすばらしいと思うが、今はすっかり落葉、その代りスカスカの森からは明るい空が望める冬枯れの山が楽しめた。

 

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初雪踏んで燕岳②

2021年10月25日 | 山旅

天気予報通り今日はお天気下り坂。ガスがかかり日の出もうすぼんやりとしか見えなかった。0620時下山。

早朝の道は凍っているところもあるので下りはチェーンスパイクをつける。

少しガスが消え、有明山を見ながら下っていく

 

本格的なアイゼンはまだ必要でない今の時期、チェーンスパがなかなか快適だ。昔の4本爪の軽アイゼンとは比べ物にならないほど歩きやすいので快調に下っていく。

第1ベンチまで下りればあとはしれている。こんなかわいい道祖神があるとは知らなかった

 

0910時中房温泉到着。始発のバスまで時間があるので中房温泉に入る。それでもまだまだ時間があるので下の有明温泉にも入ってまったり。

沐浴ならぬ黙浴

 

有明温泉正面の紅葉がきれい

 

日帰りだと上りで疲れた足に下りが堪えるが、上で泊まっての下りはずいぶん楽だ。気持ち的にもゆったりのんびりできる。当然といえば当然、これからはあまり無理せずのんびりを心掛けたいものだと痛感。

帰宅してから燕山荘のブログを見たらこの日午後には雪になり一面真っ白の写真が出ていた。こんなのを見るとまた行きたくなってしまうのだった。

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初雪踏んで燕岳①

2021年10月24日 | 山旅

今年は山の冬の訪れが早く、10月20日には多くの山で降雪があった。これは行ってみなければ、ということで燕岳に出かける。

0740時中房温泉登山口出発。この付近はまだ秋の盛り

 

第2ベンチ辺りから雪が出始める。

 

この辺りから稜線の雪が見え、秋と冬の中間の眺めだ

 

雪だるま少しかたいでひょうたんに

 

3時間ほどで合戦小屋到着。

「おしるこやってます」の看板に惹かれるが手持ちの食料も食べねばとグッと我慢

 

槍ヶ岳の頭が見えるとテンションも上がる。

 

反対側には鹿島槍ヶ岳も見える

 

右に鹿島槍、左に槍ヶ岳のダブル槍、正面には燕山荘と燕岳が見えてくる

 

12時前に燕山荘到着、一息ついて燕岳に向かう

 

燕岳名物イルカ岩と槍のツーショット

 

メガネ岩

 

1240時頂上到着

 

 

日帰りの時は帰りのバスの時間が気になってなかなかゆっくりできないが、今日は燕山荘泊まりなのでゆったりと眺めを楽しんで燕山荘まで下りる

受付を済ませ、ストーブの点いた喫茶コーナーで飲むコーヒーは格別だ。

夕方が近づくと稜線にも雲が増えてくる

 

 

5時半夕食。うーん、やっぱりハンバーグか

 

今年はコロナのせいで歯磨き、口ゆすぎで吐き出すのは禁止なので、念入りにお茶でぶくぶくしてゴクッと飲み込んでごちそうさま。

 

 

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秋の谷川岳

2021年10月11日 | 山旅

祝日だったのに平日に戻った11日、谷川岳に登る。2014年の4月にも登ったがそのときは残雪の斜面を上がったので夏道は初めてだ。

前回と同じ天神平からの出発

トマの耳とオキの耳の双耳峰を目指す

 

先日の爺ヶ岳ではあまり汗をかかなかったが今日は夏の暑さで汗が噴き出す。10月にしては異常な暑さだ。

天狗岩

 

高度が上がるにつれて秋色が濃くなる

 

 

出発から2時間ほどでトマの耳到着

 

万太郎山へのきれいな稜線。谷への落ち方もくっきりしていて美しい

 

トマの耳もオキの耳も頂上付近は人が多いのでオキの耳から外れたところで昼食。ここまで来ると少し風もあって汗が引き、気持ちがいい。

そこから見たオキの耳とトマの耳

 

眺めを堪能して来た道を帰る

トマの耳と隣と岩峰

 

前回は雪道だったが、今回は岩のガラガラした夏道を登った。同じ山でも季節を違えると別の楽しみ方があることを実感したのだった。

 

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御嶽八合目

2021年10月04日 | 山旅

帰りは木曽福島で途中下車。紅葉鑑賞のダメ押しのため臨時バスでロープウェイ駅から飯森高原へ上がり八合目へ向かう。噴火から7年、現在は剣ヶ峰への規制も解除されているが未だ行方不明者5名がいるということで八合目から黙とうさせてもらう。

八合目から三ノ池への道は普段通れないが紅葉の時期だけ解放されている。

紅葉と剣ヶ峰

 

岩壁に映える紅葉

 

見下ろして

 

 

平日だが紅葉目当ての人が続々と上ってくる。ロープウェイの終点から八合目までは標高差で300Mほどなので歩きなれた人ならどうということもないが、すれ違い時に「八合目はまだですか」「八合目まで行かないと紅葉は見られませんか」と何度も聞かれる。歩き慣れていない人にとってはたとえ300Mの登りでも堪えるようだ。やはり山登りには3F(腹筋、太もも、ふくらはぎ)が重要、「筋肉は裏切らない」を実感するのだった。

 

 

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扇沢から爺ヶ岳

2021年10月03日 | 山旅

朝から雲一つない青空。信濃大町から扇沢への一番バスに乗り込む。

バスの中からも稜線がくっきり

 

コロナ明けの日曜ということで扇沢の駐車場は車でいっぱいだ。ほとんどの人はここから黒部方面に向かうが、私はここから爺ヶ岳への日帰り往復である。標高差で1200M 、コースタイムで8時間45分の久しぶりの長丁場なので少々心配だが柏原新道は歩きやすい道なのでなんとかなるだろう。

0700時扇沢を出発。快調に上って鉄砲坂までくれば種池山荘はすぐ

 

種池山荘へは予定よりかなり早く着くが、私が速いわけではなくコースタイムが甘めなのだろう

 

小屋名物のピザはもうやっていないということなので手持ちのパンをかじる

小屋の前の斜面のチングルマの群生。花が終っても白い穂、鮮やかな赤い葉と変化を見せてくれるサービス満点の花だ

 

ここからは爺ヶ岳に向かって気持ちのいい稜線歩きだ

 

登るにつれて西には剱岳が

 

北には鹿島槍ヶ岳が

 

1時間ほどで爺ヶ岳南峰到着

 

隣の中峰からの立山、剱方面

 

南には槍、穂高も

 

眺めを堪能して来た道を戻る

小屋前の斜面の草紅葉。後ろは針ノ木岳への稜線

 

下りは午後の日が当たって紅葉もいっそう鮮やかに

 

 

 

上りは快調で楽しく歩けたが下りは長く感じる。以前ならひょいひょいと大股で歩いたのだが、今は痛めた右足首に不安がありひょいひょいの間にもうひとひょい必要で歩くのも遅くなり疲れる。

それでもなんとか1500時には扇沢に到着。昨日の栂池が足慣らしになったのか久しぶりの標高差も苦にはならず無事に歩けたことに感謝。

大町市マンホール

 

 

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