今は廃線になっている岡山の片上鉄道の車両を見に行く。片上鉄道は、かって同和鉱業の柵原鉱山で採掘された硫化鉄鉱を片上港まで運ぶためのものだったが、同時に旅客も運んでいた。鉱山の閉鎖に伴い1991年に廃線になってしまったが、現在は線路跡が自転車専用道路になっているので、和気の駅前で自転車を借りて柵原を目指すことにする。
和気駅の正面のおにぎりのような山
残されている駅舎のひとつ 天瀬駅
こちらは苦木駅
こんな信号機も残っている
今は柵原のひとつ手前の吉ヶ原駅に車両が残されている。
プラットホーム
石を固めてできた改札口
丸顔の電車
鉱山用の作業車両がいろいろ
昔はよく見かけた踏み切り番小屋
こちらは地下の採掘坑に下りるためのエレベーター用竪坑
吉ヶ原の駅前には鉱山博物館がある 鉱山人口でにぎわっていた昭和の雰囲気が再現されている
和気から柵原までの町のマンホールいろいろ
吉井川沿いの自転車道は快適だったが、借りた自転車は体に合わず、特にサドルがひどくて座るとお尻が痛かった。おかげで往復5、60キロの距離の3分の1は立ちこぎをする難行苦行であった。