北海道の離島の小学校が舞台の映画。利尻島、礼文島で撮られたとのことだが、四季折々の利尻山の姿が望めるので舞台は礼文島か。
全校生徒6名の小学校に吉永小百合扮する教師がやってきて、生徒たちに合唱の楽しさを教え、生徒たちに慕われるが、ある事件をきっかけに教師は学校を去り、その後もそのことが先生、生徒のどちらにも心の重荷となって残る。
やがて成人した生徒の1人が殺人事件の容疑者となって、それをきっかけに昔の事件の背景が教師、生徒のそれぞれの立場で語られ現在と回想が入り乱れて真相が明らかになっていく。
相変わらず吉永小百合はきれいだが、それでも定年を迎えた現在の役の設定も不自然ではないのでそれなりにはふけていた。若く見えていつまでも清楚なイメージが崩れないのは女優としてはもの足りない。適度にふけることも悪くないと思うのだが。
雪を被った利尻山の映像が美しい。雪のあるときに登るわけにはいかないが、ぜひ登ってみたいと思わせる姿である。