日本海側では雪の日が続き、信州でもまだまだ新雪が楽しめる季節だ。そんなとき、家にじっとしているのはもったいない、ということで乗鞍高原まで遠征。
乗鞍岳に登りたいところだが、今の時期はリフトを使っても標高差800M以上ラッセルしないといけないし雪崩も怖い。1人ではその勇気はないので森の中のトレッキングで我慢する。
リフトを乗り継いで三本滝のゲレンデに上り、森の中を歩いて三本滝を見に行く。この橋を渡れば滝だが、手摺より上まで雪が積もっている。
けっこうたくさんの人が見に来ているので真ん中に道ができていた。橋の端に寄らないように渡れば大丈夫そうだが、雪の重さもあるので1人ずつ譲り合って渡る
滝はその名のとおり三本あるのだが、凍った上に雪がついていて見分けが難しい。中央の直下型の滝は完全結氷しないで真ん中に空洞ができて水が流れてしまっている。
右端のナメ滝はもう雪と一体で滝とは思えない
こちらは左端の「白糸の滝ふう」は氷柱になっている。
滝へ下り口にはボクシングのグローブのような雪のオバケができていた
雪が多すぎて、2年前に行った奥日光の雲竜渓谷のようなきれいな氷柱とはいかないが、それでもなかなかの眺めだった。
三本滝から森の中を下っていくが、冬の森の中は静寂そのもの
古木も雪がつくといっそう貫禄がついて見える
これはどなたのお住まいだろうか
見上げれば熊棚も
今日は乗鞍岳もよく見える。左が高天原、右が剣が峰
ついでに以前訪れたことのある善五郎の滝も見に行く。
前回は全面的に結氷していたが、今回は左が大きく崩落して水が流れてしまっている。残念