デンゼル・ワシントン演じる主人公のパイロットはアルコール依存症でそれが原因で離婚し息子とも疎遠になっている。搭乗日の直前にも酒を飲み、さらには薬物まで吸って操縦するのだが、操縦の腕は確かで急降下して万事休すの飛行機を冷静に不時着させる。一部の乗客と乗員は亡くなるが大部分の命は助け、英雄視されることになる。だが周囲の忠告も無視しアルコールを止めることができない。
事故の直接の原因は機体の不備にあることがわかり、敏腕弁護士の協力もあって事故調査委員会での審問をうまくかわし、あと一問ウソをつけば飲酒の事実を隠すことができるのだが・・・。
アル中、ヤク中でも卑怯者にはなれなかった男の物語