大きな高気圧が日本全体を覆う日が続く予報が出ている。こういう時に登らない手はないと関東まで遠征。特に天候が難しいとされる谷川岳に登る。3年前の2月にも訪れた時は天気が悪く途中で引き返したが、今回は天気に問題はなさそうだ。
高崎に前泊、翌朝上越線で水上へ。この辺りの春の訪れは遅く、沿線は桜が満開。水上から一番バスでロープウェイの駅へ。天神平は標高は1300Mほどだが、まだ雪が残っていてスキー場も営業している。
天神平から谷川岳の双耳峰トマ、オキの耳がはっきり見える雲一つない快晴
春なので雪は完全にシャーベット状。アイゼンは効きにくいのでとりあえずツボ足で登りだす
途中の熊穴の避難小屋はまだほとんどが雪に埋もれている
見えているのは中ゴー尾根か
斜面は広く、見通しが悪ければ方向を誤りやすいが今日は大丈夫
時折のクラック、大穴に要注意
斜面に大きな割れ目ができていて一気に崩れそうなところも見える
2時間半ほどでトマの耳(1963M)到着
隣のオキの耳までは10分ほど。西側の斜面の雪はかなり不安定そうだ
茂倉岳・一ノ倉岳・オキの耳
オキの耳(1977M)到着。こちらが一応谷川岳頂上ということになっている
茂倉岳・一ノ倉岳
白毛門方面
風もなく暖かなのでいつまでも見ていたいほどの眺めである。30分ほど楽しんで下山にかかる。オキからトマの耳
アップで
オジカ沢の頭の稜線。斜面の雪のまだら具合がいかにも春らしい
肩の小屋を見下ろす
午後になっても空に雲はなく、素晴らしい眺めを楽しみながら尻スキーなどもしながら無事下山することができ、今回も感謝
水上の駅に戻ると連休に動かすのだろうか、SLのD51の整備の真っ最中。黒光りするくらいきれいに磨かれている
水上マンホール
高崎マンホール