東灘区には合計で31台の山車があって、毎年5月の連休に引き出される。その少し前から街を歩いていると、祭囃子を練習する音が聞こえはじめ祭りが近いことに気づかされる。
突如出現する多くの山車は住宅街には少し意外な感じがするが、5月のさわやかな空の下での巡行を観るのはなかなか楽しい。
今日は阪神デパート前の広場に御影所属の11台の山車が集結して練り合わせをするのにちょうど出くわした。岸和田のだんじり祭りのように派手に引き回したりはせずにせいぜい少し山車を傾けたりするぐらいだが、山車の上ではいなせなおにいさん、時にはおねえさんが、はたきのような棒をもってお囃子にあわせて腰を振る。勇ましいとはいえない上品なところが東灘らしいが、なかには派手に髪を染めたヤンキー(風)の若者がいて、東灘にもこんなにヤンキーがいるんだと少々意外な感じがしたりする。
こちらは翌日本山で出くわした巡行