ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

古書市

2015年12月11日 | その他

ひとくちに古本屋といってもその形態は様々。昔ながらのなんとなくかび臭い古書店、ブックオフに代表されるチェーン店などがあるが、最近そのどちらでもないちょっとおしゃれで若い店主のいる新興勢力ともいえる古書店が出てきている。口笛文庫とトンカ書店はその新興勢力の範疇に入ると思うのだが、三宮でその2店の共同開催の古本市が開かれていた。トンカ書店などは雑貨も置いていてなんとなくぶらっと入るのが楽しい。口笛文庫の方は店内所狭しと本が積まれ芸術関係やおしゃれな生活雑誌などが多い。どちらも私の好きな古書店なのでこれはのぞいておかないと。

今回は店外での出店なので数は少ないが、それぞれの特徴が出ている。昔ながらの古書店に比べて若いお客が多いのもよくわかる。私の興味のある本も多くてどれを買うか選ぶのに困ってしまうが厳選して10冊ほどを購入。

昔は高い新刊書を買うゆとりもあり、古本には抵抗があったが、今は新刊書を買うことは少なくほとんど古本で間に合わせている。やはりなんといっても値段の安さが魅力。価格を気にせず好きな本を買えるのはささやかなぜいたく。ベッドに入ってからページを開き、そのまま引き込まれるように眠ってしまうのももささやかな幸せのとき。

ただ最近、昔買ったことのある本をもう一度買ってしまうことが時々ある。今回も買ったなかにすでに持っている本が1冊あった。これも歳のせいか・・・。

 

 

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