京都で開かれているダリ展を観に行く。ピンと跳ね上がったお髭とギョロ目の風貌でおなじみ、だらりと垂れ下がった時計の絵などでで有名なシュルレアリスムの画家、ダリ。
会場は京都市立美術館
内部はなかなかクラシック
写真撮影OKのエリア。最近はSNSに載せるのに撮る人が増えたせいか、こういう場所を設けている美術館が多くなった
普通の画風からキュビズムなど前衛芸術を経てシュルレアリスムに至り、原爆に触発されたり、映像の世界にも踏み込んだりの流れが展示されている。
キャンバスに描かれた絵は油彩なのにごく薄く延ばされ透明感を感じる。素人観には厚塗りの油絵とは違う描き方に見える。
なんでもない周りの風景やモノが頭の中で、奇妙な画像に変換されて、さらにそれをキャンバス上で再現させるのかな・・・。常人には計り知れないダリの世界だがそれなりにおもしろかった。
売店をのぞくとものすごい種類と数のダリグッズが並んでいた。なかにはせんべいまであって呆れるほど。
観終わってから蹴上の疎水資料館の辺りまで歩く。
タイトル「巨大な輝き」。なんかソイヤ!的
久しぶりの京都。神社仏閣にはあまり興味がないので近くの動物園に行ってみる。
ニシゴリラの桃太郎君。ちょっとお腹がメタボだけど
男は背中で語る
「ライオンが寝ている」そんな歌があった気がする
ギロリ
なんでも聞こえる地獄耳のフェネック
私の好きなカバ君
帰りは京都駅まで歩く。河原町まで来ると急に人が増える。そうだ祇園祭の季節だった
人混みを避け歩き続ける
京都のマンホールは地味で正統派。「他にいくらでもみるものがあるのやし、マンホールなんかに凝る必要、あらしまへん」といっているようだ
今日は最近にしては気温が低く、酷暑の京都散歩も苦にならず終了