低山の秋を求めて御在所岳に登る。登山道はいくつかあるが奇岩が見られるという中道を登り、下山は裏道を歩くことにする。
バスをロープウェイ駅で降りて旅館街を歩き登山口へ向かう。
渓流は流れも紅葉も美しいのだが
渓流沿いの旅館のなかには廃業し、朽ちて無残な姿をさらしているところがあり、なかには瓦が落ちてきそうなところもある。昔ながらの温泉街では同じような状態を抱えているところが多いようだ。
1020時登山口から登り出す。先日の武奈ヶ岳は樹林帯の急登だったが、ここは花崗岩の岩の道の急登だ。
燃えるような赤!
今日は降水確率30%という微妙な数字。まだ雨は降っていないがだんだんガスってくる
これが有名な負ばれ岩
そして地蔵岩
アップするとこういう具合。これは奇岩中の奇岩。以前行った金勝アルプスもいい岩があったがこれにはかなわない。どうしてこんな形になったのかつくづく不思議
地蔵岩を過ぎるとキレットに出る。ルートはずっと上りだったがここだけは下ることになるので慎重に行く
この後も岩ゴロの急登が続き、なかなかタフなルートだ。なんとか登り切ってロープウェイ山上公園に着くが、山頂はさらに先だ。道はいったん下って最後はスキー場のなかを上って1240時山頂(1212M)に到着。残念ながらガスが濃く眺望なし
昼食を食べ、山上駅まで戻り下山は裏道ルートを行く。中道より勾配は緩やか、黄色の色づきが鮮やかな道だ
ウサギの耳岩。これを過ぎると藤内小屋が近い
藤内小屋の周囲もなかなかきれい
紅葉、澄んだ流れ、白い岩が美しい
出発点に戻って16時台のバスで名古屋に出て予定終了。
お天気はいまいち、ガスって眺望なしだったが、岩好きとしてはあの岩を見られたのでよしとしよう。こうなるとあとは延岡市にあるパックン岩をぜひ見てみたいものだ。