予定ではもう一山登るつもりつもりだったが、今日もあまり天気はよくなさそうだ。雨が降らなくても昨日同様眺めは期待できそうにないので予定変更で安曇野散歩に切り替える。
前泊した信濃大町の駅前では今年新しくできたばかりのホテルに泊まった。立山黒部アルペンルートの玄関口なのでこの時期なら予約もとれないほどだったと思うが今年は客も少なくなんとも気の毒だ。
信濃大町のマンホールは雷鳥
信濃大町から穂高へ移動して駅から1時間ほど歩いて安曇野山岳美術館を観に行く。
穂高町マンホールはシャクナゲ
大きなトンボが飛ぶ
安曇野山岳美術館は山の絵を集めたこじんまりした美術館だが、山好きにはうれしい美術館だ。大糸線沿線には小さな美術館がいくつも点在しているが、ここと池田町にある北アルプス展望美術館が私のお気に入りだ。
観終わってからランチを食べたカフェに置いてあった面白い形のカボチャ。なんだか王様のパンツのように見える
今年はコロナの影響で営業を取りやめた山小屋も多い。営業している小屋でもいろいろ制約があっていつもの年のようにはいかない。登山者もかなり減ることになる。
登山者の訪れが少ないことは自然にとっては負荷が少なくていいことともいえる。特に登山を規制した富士山にとっては格好の休息になっていて悪いことばかりではなさそうだ。
いっそ今年は諦めて山には行かない方がいいかもと思いつつ未練は募るばかりなり。