大河ドラマ「光る君へ」の熱心な視聴者というわけではないが、昔の大映映画「新源氏物語」を題材にした講座があると聞いて、武庫川女子大学で行われた公開講座を聴きに行ってきた
平安貴族とその乗り物牛車(ぎっしゃ)テーマになっていて、牛車の上級車から下級車までの種類、乗り方、降り方の作法などの解説後、映画で六条御息所と正妻葵上の牛車争いの場面が上映された。牛車についてなど何も知らなかったし関心もなかったのだが、映画、ドラマの時代考証の話と絡めた講師の方の巧みな話に思わず引き込まれてしまった。
正直なところ、それほど期待して行ったわけではなかったが、講師の京樂真帆子氏の話がテンポよくめっぽうおもしろかった。こんな先生の授業ならもう一度学生に戻って受講してみたかったと思う。
大河ドラマの方ではまだ源氏物語に手をつけられていないが、12日の放送ではさっそく牛車が登場したので思わず身を乗り出して観てしまった。
ドラマのなかの男性の苗字はほとんど藤原で、名前の二文字構成の読み方の組み合わせがややこしくて、時々誰のことかわからなってしまいNHKの番組HPで確認してしまうのが我ながら情けないのである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます