降雪があったあと、全国的に高気圧に被われ晴れが約束された日、こんな時に登らない手はない。ということで木曽駒ヶ岳に登る。といっても千畳敷カールまではロープウェイで上って、その上の一番いいところを登るのだからこんなおいしい話はない。
駒ヶ根の駅からしらび平へのバスに乗る。駅前からも山頂がくっきり、はっきり
菅の台からもはっきりくっきり
菅の台からはチェーン付のバスに乗り換える。バスは慎重にしらび平に上っていく。しらび平からロープウェイに乗り千畳敷の駅に着くと
ジャーン
平日だが、さすがの好天に誘われたのかけっこう多くの登山者がいる。ロープウェイの第1便で上がってきた人たちがアリの行列のように乗越を目指して上っているのが見える
1020時、第2便の私もさっそく上り始めるが、多くの先行者のトレースのおかげでスノーシューはいらない。朝一番に取り付いた人のラッセルがありがたい。乗越の直下はけっこうな斜度だがステップができているので結局アイゼンも付けずツボ足で登っていく
1時間ほどで乗越到着
振り返れば遠くに南アルプスの峰々
宝剣岳と天狗岩
中岳への上り
左に御嶽
中岳からはいったん下りになるのでここでアイゼンと念のためピッケルも装着
振り返って宝剣から南の主稜線
木曽駒への最後の上り。空の碧さが目に沁みる
1210時木曽駒ヶ岳(2956M)頂上到着
遠くに北アルプスの峰々
快晴、風もほとんどなく暖かいので登山者は皆のんびりと写真を撮っている
富士山の頭が見える
20分ほど眺めを堪能、後ろ髪を引かれながら下山するが途中、高級そうなカメラを持ったお兄さんがいてこの人ならうまく撮ってくれそうなので思わず1枚お願いする。
モデルはともかくバックが素晴らしい構図に収まっている。うーん、さすが
乗越からの下りの出だしは斜度があるので慎重に下る。眼下に千畳敷の駅
1320時千畳敷の駅に戻る。下りのロープウェイを待つ間コーヒーを飲んで余韻を楽しむ
ツララ越しの南アルプス
少しアップして真ん中に富士山、その右は塩見岳
標高3000M近い雪山にロープウェイを使わず真面目に下から登るのは至難の技だが、ロープウェイを使い今回のように天気のいいときなら比較的簡単に頂上に立つことができる。こんな絶景を見せてくれたお天気にただただ感謝あるのみ
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