鉄道旅から帰ってきたが、まだ18切符が残っていて今日は期限最終日。もう十分に元がとれるほど乗ったが最後まで使い切ろうとどこへ行くか考える。
どうせならちょっと山へ登れるところがいいと、年の初めらしく縁起のいい名前の山として以前山雑誌に紹介されていた紀泉アルプスの大福山に行って見ようと思う。
大阪から紀州路快速に乗り和歌山の手前の六十谷で下車。だがいつものように朝が遅いので駅に着いたのが12時頃。記事ではそこから往復4時間25分ほどの行程なのであまり余裕はない。
マンホールは手毬。♫てんてん手毬の手がそれて♫
千手川沿いの車道を上って行く。頂上は427Mの里山だが、最初は緩やかな道であまり高度が上がらず少々焦る。しばらく行くと記事で紹介されている道以外の標識が出ていたのでそちらに行ってみるがすぐに立ち入り禁止の札が出ている。仕方なく戻って地元の人に訊くと山を削って大規模太陽発電所の計画があって立ち入り禁止はその工事予定エリアなのだそうだ。地元ではあまり歓迎されていないようだ。自然エネルギーには賛成だがその立地場所についてはなかなか難しい問題もありそうだ。
しかたなく元のルートを歩いて行くとまたまた登山口の標識が出てくる。里山だけあって登山口が多いようだ。そこへ入っていくと道にはゴミがあったりして荒れているが時間がないので突き進む。
ここでやっと本格的な上りになって道も登山道らしくなってくる
傾斜もけっこうあるので一気に高度を稼いでいく
季節外れのツツジ
立派な桜が台無しだ
これ以上倒れないようにつっかえ棒
2時間ほどで頂上到着。
紀伊水道も見え眺めがいいところなのだが今日はかすんでいる
アップの大福山。こんなに大きい福などと大それたことはいわないので並みの福をよろしくと撫でておく
大福山に因んでコンビニで大福を買ってきたので急ぎほおばり下山。予定より早く1543時の電車に間に合って帰宅。
最後まで18切符を有効に使ったのだった。
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