以前から行きたかった頸城山塊の雨飾山、今まさに紅葉のピークを迎えようとしている。これは行かねば。
せっかく行くのだから登山口の温泉で1泊したいところだが、どこも予約でいっぱい。ならば松本から日帰りで行くしかない。電車、バスの時間など繰ってみるが少しがんばれば行けそうだ。
松本を朝一番の大糸線で南小谷へ。時折雲の間から見える白馬三山は雪化粧している。この2週間で3000Mの稜線は季節を秋から冬に変えている。
南小谷からの村営バスは3連休の初日だというのに乗客は私を入れて2名のみ。最近は皆、車で行くのだろうが、昔なら立ちっぱなしも出るくらい満員のバスに揺られたものだが・・・。これでバスの存続は大丈夫だろうか。
バスの終点の雨飾山荘に着いたのが0916時。ここから登山道が始まればいいのだが、あと小一時間も車道を歩かなくてはならない。登山者の乗った車が次々追い抜いていくが誰も乗せてくれないなぁ。こういうとき登山者ではない地元の人が乗せてくれることは 時々あるが、登山者が乗せてくれたことは皆無。ぼやいていてもしかたないので早足で歩いて40分で登山口到着
ここから標準時間で歩いて210分とある。これを180分程度に短縮することを目標に登り出す。道は急登が多い分距離が短く高度の稼げる私の好きなタイプ。
紅葉真っ盛り
1時間半ほどで荒菅沢到着。布団菱がよく見えるというのだがどこが布団なのかよくわからず
さらに登るとなんとなく岩が布団のように見えないこともないが
詮索する間にどんどん登る
頂上が近づくにつれ梯子が出てきた辺りから大渋滞が始まる。原則は登り優先だがツアーがどんどん下ってきてやむなく待避
やっと渋滞を抜け出て笹平到着
ここからさらに30分弱。1300時頂上到着。さすがに人が多い
みんな、道標とバックの焼山、火打山を撮りたいのに座り込んでる人、邪魔なんですけど。こういう人、けっこういるのだ
眼下に笹平
高妻山方面
バスの時間は1703時なので焦らなくても間に合いそうだ。
午後になり陽はすでに陰りだしている
1530時登山口着。また車道をダラダラ下ってバス停着。1時間ほど余裕があるので近くの露天風呂に入ってさっぱりする
帰りのバスの乗客はやはり2人のみ。運転しなくていいのは楽なのに。みんなもっと利用してほしいなぁ
大糸線を乗り継いで松本に着いたのが2000時前で日帰り遠征終了
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