のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

地球に優しく

2005年10月15日 22時22分46秒 | 日常生活
本日は、会社の先輩方とテニス。
不定期で集まっては楽しんでいます。
運動音痴なのりぞうのテニスに
辛抱強く付き合ってくださる優しい先輩方です。
(大笑いはされます。)

本日の実施場所は今津運動公園。
いつもは先輩の車に乗せていただいているのですが
今回は、なんとなく無駄にチャレンジ精神が
湧き上がってきました。

今津は確か今宿の近く。
今宿といえば、のりぞうの家から
地下鉄(と電車)で確か3駅分です。
のりぞうがいつも自転車で行っている
福岡の中心地、天神は地下鉄で6駅。
これはなんとなく行けそう!

さっそく地図で場所と道のりを確認。
うん、やはり行けない距離ではなさそう。
道も一本道でわかりやすそうです。

えーい!自転車で行っちまえー!

最近、漕ぐときこきこ音を立てるママチャリで
西に向かってれっつらごー!
無事に到着したのりぞうに
先輩方も同期もやや呆れ顔。

「自転車で来てもいいけど
 帰りも自転車になるとよ?!
 ちゃんとわかっとうと?」

・・・わかってるもん。
平気だもん。帰れるもん。

と軽く考えていたのりぞう。
甘うございました。
今津の夜は暗いのねー。
民家ばかりなので、お店の明かりもなく
電灯ものりぞうの家周辺より格段に少ないのです。

運動公園を出た時点で道に迷いました。
・・・・天神ってどちらですかー?
尋ねる人も見当たりません。

野生の勘に従うこと10分。
ようやく来る途中に見た記憶のある道に
ぶち当たりました。助かった!
知ってる道ってほんのりと暖かいのね。。。
と、ちょっぴりセンチメンタルな気分です。

27歳にして
ヘンゼルとグレーテルの気持ちが実感できました。
メルヘンチックに日々を過ごしています。

ちょっぴり大変でしたが、海風は気持ちがいいし
心地よい疲れを味わえたし、やはり自転車は素敵☆
なにより、ウォームビズなみに地球に貢献してるはず。

その日の夜の飲み会にて
「テニスサークルin湯布院」という企画が勃発。
楽しそう♪温泉大好き☆なのりぞうは
その企画だけで胸がわくわく膨らみます。

と、先輩がのりぞうを指差しておっしゃいました。
「参加してもいいけど、
 由布院まで自転車で来いね。」

・・・・そんな殺生な。。。

※自転車と飲み会の話で終わってしまいましたが
 テニスも十分満喫しました。テニスボールに
 闇雲に突進していく瞬間が大好きです。
 アウトやルールというものの存在を無視した
 ワイルドテニスを楽しみました☆
 

じつは、わたくしこういうものです/クラフト・エヴィング商會

2005年10月15日 15時35分46秒 | 読書歴
■ストーリ(?)
 月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、
 時間の管理人、コルク・レスキュー隊…。笑いあり、涙なし、
 時々ほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、
 知られざる「わたくし」たちの物語。

■感想 ☆☆☆
 ありえない職業。あっても「商売」にならない職業。
 それでもこんな職業があればいい、と思ってしまう。
 資本社会の恩恵を受けて、悦楽を享受しているものの
 それでもどこかにそんな自分への疑問があって
 欲望とは無関係の「職人」に大きな憧れを抱き続けている。
 この本の中に存在しているのは「職人」ばかり。
 欲望ともお金とも無関係に
 ただ自分が天職と信じた仕事にまい進している人ばかり。

 顔に、表情に、たたずまいに
 私たちがこれまで過ごしてきた日々は
 色濃く反映される。

 ここで紹介された仕事は実在しない仕事ばかり。
 それでも、このポートレート集に掲載されている人たちは
 「職人」としての凛としたたたずまいで写っている。
 それは、彼らが現実世界で携わっている仕事に
 プライドを持って過ごしているからだろう。

 巻末に載っている登場人物たちの本職紹介を読んでいると
 再び、彼らの写真を見返したくなる。
 ゆっくり味わいつくしたい作品。

らくだこぶ書房21世紀古書目録/クラフト・エヴィング商會

2005年10月15日 15時24分25秒 | 読書歴
■ストーリ(?)
 らくだこぶ書房から砂とともに届いたのは、21世紀の古書目録だった。
 毎月一冊、注文すると、摩訶不思議な本が届く。未来から届いた風変わりな
 架空の古本たちを写真とともに紹介する、趣向を凝らした一冊。

■感想 ☆☆☆
 クラフト・エヴィング商会の作品に触れると、
 小さい頃、空想にばかりふけっていた自分を思い出す。
 眠る前のひとときは、常に自分だけの空想世界を作り出して
 その中でのお話を考えていた。
 その世界の設定を具体的に詳細なところまで決めていくのが
 大好きで、話の筋はまったく進まないまま、細かいところを
 決めては楽しんでいた。

 クラフト・エヴィング商会が作り出す作品も
 世界の隅々までが作りこまれていて、その世界に
 浸りこむことができる。きっと空想と架空の世界が大好きで
 自分の中にある世界を形にすることが楽しくて仕方がないのだと思う。

 未来の本の紹介文を読んでいると、彼らの
 本を愛する気持ちまで伝わってくる。