のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

半分は同じなのに

2005年10月28日 16時01分56秒 | 日常生活
体調を崩しているのりぞうを救うために
妹かぼちゃんがまたもや遊びに来てくれました。

・・ていうか、もとから友人と遊ぶ約束をしていて
とまらせて、と頼まれていた日なんですけどね。
でも、のりぞうの風邪を気遣って
遊びに出かける直前まで、部屋を掃除したり
洗濯してくれたりしてました。

そんな働き者の妹と世間話をしていたら
名前の話になりました。

いもーと「名前さ、芸名っぽいってよく言わん?」
のりぞう「・・・・なんで?
     仏壇関係者っぽいって言われん?」
いもーと「へ?そっちこそなんで?
     華やかな名前やね、って言われん?」
のりぞう「いや、どの漢字をとっても
     寺や仏壇に関係ありそうやん。」
いもーと「そういわれてみれば、確かに。。。
     私の印象は苗字を名前が補ってるのかなぁ。」


・・・でもさ。
氏名4文字のうち半分を占める
苗字は同じなのにさ。
姉妹でこの違いはどうなのよ?!

・・・こんな話ができるぐらいまでには
体調も回復したことを喜ぶとするか。。。

体を張ってプライドを守る

2005年10月28日 15時49分18秒 | 日常生活
久々に風邪をひきました。
どうやら急激な温度変化に体がびっくり驚いた様子。
久々に会社をえらく長く休んでしまいました。


そういえば、倒れる前日に知り合いと
体調について話したばかりでした。

知り合い「最近、どう?」
のりぞう「いや、普通。元気よ。」
知り合い「あぁ、あなた風邪とかひきそうにないものね。」
のりぞう「うん。いたって元気よ。」
知り合い「そういう意味じゃなくて!
     ほら、なんとかは風邪ひかんって言うやん。」
のりぞう「あぁ。そうみたいね。
     でも、元気が一番だし。」


と、相手にしていないつもりだったのですが
どうやら体さんはいたくプライドを傷つけられた模様。
その翌日からさっそく寝込んでくれました。

いや、すごいわぁ。
そのプライドの高さに感服。

ラッシュライフ/伊坂 幸太郎

2005年10月28日 15時15分04秒 | 読書歴
■ストーリ
 泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。
 父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは
 不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は
 野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。
 並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、
 彼らに待ち構えているのは・・・。

■感想 ☆☆☆☆
 考えながら文字を追う面白さを久々に味わった作品。
 小難しい理屈などはまったくないけれども、頭を使わせてくれる。
 読んでいる途中から爽快な気分にしてくれる。
 けれども、決して「ハッピーエンド」ではなく、
 きわめて現実的な話の終わらせ方。
 それなのに、この後味の爽やかさはなんだろう。

 何人も現れては消える登場人物たちが、
 どこかでつながりを持ち、どこかですれ違い、
 そして、同じ場所で違うことを考え、違う行動を選ぶ。
 いくとおりもの生き方、考え方が地球上にうずまいていて
 まさに「芳醇な人生」。

 この原作のテイストを損なわずに、スタイリッシュに
 映像化してくれる方がいないかな。
 きっと面白い映画になると思うんだけどな。

星願~あなたにもう一度~

2005年10月28日 14時37分48秒 | 映画鑑賞
■ストーリ
  目が見えず、口も聞けないという二重苦にもかかわらず、
 明るいキャラクターで人気者だった青年オニオン(リッチー・レン)は、
 不慮の事故でこの世を去ってしまう。しかし神様の計らいで
 5日間だけ地上に戻ることを許された彼は、生前恋していた
 看護婦のオータム(セシリア・チャン)に自分の想いを
 告げようとするのだが……。

■感想 ☆☆☆
 目が見えず、声も出せず、それでも明るく幸せそうに
 過ごしているオニオン。彼はただ、好きな人と一緒に
 過ごすだけ、彼女の話を聞くだけで幸福そうに微笑む。

 多くを望まないから、今の幸せを素直に受け入れられる。
 幸せは「欲張らない」「願わない」ほうが
 ずっと簡単に手に入れられるのだろう。
 人間には想像力があるため、何かを願ってしまうと、
 それが手に入らないときの落胆を予想して、
 その予想で簡単に落ち込むことができるのだ。

 思いもかけず、あきらめていた視力と言葉を
 取り戻した彼は、あせり、悲しみ、嫉妬を
 たくさん味わうことになる。
 いろんな気持ちを経験した上で、最後に彼は語る。
 「今を、この瞬間を大切にしてほしい
  目を閉じて、隣の人のぬくもりを感じてほしい。」

 頭でわかってはいても、ついついもがいてしまう。
 だって、それが人間だからね。

 でも、素直に感動できた。