のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

天国のカレンダー

2005年05月20日 17時17分27秒 | テレビ鑑賞
■放映日:2005年5月20日(金)2時間ドラマ

■出 演:藤原紀香、玉木宏、木村多江ほか

■ストーリ
日本に30人程度しかいないというがん専門の
看護師でありながら、自ら進行性の胃がんに
侵され、病室から白衣を着て出勤し患者の看護に
あたった実在の看護師をモデルにした感動作。

■感想
見てよかった。心からそう思った。

人は必ず死ぬ。
「そのとき」を悔いなく迎えるために
私たちは毎日を充実したものにしようとするのだろう。

だが、「誰にでも死が訪れること」は
当たり前のこと過ぎて、皆が忘れがちのことでもある。
「死」自体が「あってはいけないこと」
「悲しいこと」として語られがちだ。
だから、私たちは生きる目的、毎日を充実させる目的が
「幸福な死を迎えること」にある、ということも
「死」自体は特別忌むべきものではないことも
こういったドラマで再認識させられるのだろう。

「死」を意識することは
毎日を大切に生きる第一歩だと心から思った。

今のタイミングでこのドラマに出会ったのは「縁」だと思う。
私に「毎日を大切に生きようとする思い」が足りないから。

いつか死ぬ日のために毎日を笑顔で過ごしたい。
いつか死ぬ日のために心穏やかに過ごしたい。
いつか死ぬ日のために愚痴を言わずに過ごしたい。

そう思った心を忘れずにいたい。

久々に大号泣したドラマ。藤原紀香の人柄が
役とよく合っていて、心から感動できた。

恋の花咲く季節

2005年05月18日 23時55分47秒 | 日常生活
新人研修も残るところあと二日。
るんたるんたと毎日を過ごしてます。

昔から試験前日には「試験終了だ!」と
心晴れやかになれるお得な性格の子でした。

センター試験前日に
すべての教科書を潔く捨てました。
思い切りの良い性格なんです☆

しかし、研修はまだ終わってません。
そして、2ヶ月もの間
密度の濃い時間を過ごしてきた新人さんたちは、
そろそろ恋の花咲く頃です。

新人研修終了間近で淋しいのと
恋の花咲き浮かれているのとで
新人たちはなかなか研修室から去ろうとしません。

新人が帰らないと
のりぞうも帰れません。

帰りたくない新人は
今週から研修内容が難しくなったこともあって
居残り学習を始めました。

明快な恋愛相関図が書けそうな
研修室は空気もうっすら桃色です。

そんな中、仕事終了後
鍵を閉めるためだけに残っているのりぞうは
淡々と妹との交換日記を書いています。


------------------------------------------
拝啓 妹様
  四月は忙しくてなかなか書けませんでしたが
  四月分もまとめて書いてます。
  安心してくださいませ。
               のりぞう
------------------------------------------


・・・狭い研修室ですが
あちらとこちらでは
明らかに季節が異なります。



こっちにも春よ、来ーい!

未来の思い出 / 梶尾 真治

2005年05月18日 23時25分18秒 | 読書歴
■ストーリ
 登山が趣味の主人公滝水。ある日、彼は山で美しい女性
 沙保流に出会う。ほんの束の間の逢瀬にも関わらず
 惹かれあう二人。だが、手がかりを基に彼女を探し始めた
 滝水は、彼女が異なる時代の人物だと知る。

■感想
 「愛」を確信するのは難しい。巷にあふれる小説や
 歌の多くは「愛」について語っているが、現実世界で
 その存在を心から実感できている人がどれだけいるだろう。
 「好き」ではなく「愛している」という言葉を
 使ったことがある人がどれくらいいるのだろう。

 少なくとも私は使ったことがない。
 それは簡単に使ってはいけない言葉だという認識が
 私にあるからかもしれない。言葉は正しく。
 軽はずみに使ってよいものではない。

 だからこそ、「愛してる」どころか「好き」という
 言葉さえも使わない彼らに親近感を抱いてしまう。
 言葉があふれているこの世界で交わせる言葉の数を
 限られ、直接会うことも適わない中、彼らは
 ドラマティックな環境に酔いしれようとはしない。
 自分の中に芽生えた感情を探り当て、
 少しずつ少しずつその正体を確かめる。

 その結果、彼らが選んだ言葉は
  「もう一度お会いしたい。」
 ことさらに大袈裟な言葉を使わないからこそ
 その言葉の重み、気持ちの真剣さが伝わってくる。

 短いお話なので1時間もあれば読み終わる。
 結末は好き嫌いが別れるところだろう。
 だが、私は読後に幸せな気持ちを味わえた。
 誰かを好きになると、嫉妬や恨みなど
 マイナス感情がもれなくついてくる。
 それでも好きな人、大切な人、その人のために
 何かを失ってもいいと思える人、
 そんな人を見つけたい。そう思えた。

ようやく解明

2005年05月17日 23時26分00秒 | 日常生活
昨日は小学校時代の幼馴染の誕生日でした。
彼女は、小学校3年2学期から6年1学期まで
たった3年間しか同じ学校に在籍していなかったのに
未だに仲良く連絡をとりあっている貴重な友です。

ふと気がつくと今年で18年目の友情。
すげぇ。。。。

実は、のりぞうは
彼女に隠している秘密がひとつあります。

それは、
  のりぞうが「彼女の誕生日」を忘却してること。


正確に言うと、忘れてはいません!
二者択一から絞り込めてなかっただけです。

5月14日、もしくは16日。

ここまでは分かっているのに
ここからの判定が難しいのです。。。
18年も仲良くしていながら、今更
「誕生日、いつだったっけ?」
なんて聞けません。。。。

しょうがなく、ここ5,6年は
5月17日以降に
「遅くなってごめんよう。
 お誕生日おめでとぉ!!」
と、謝りながらお祝いの言葉を伝えてました。

でも、解けない謎なんてこの世にはないのです。
               By京極堂
さきほどようやく長年の謎が解明しました!
いつものように
「おめでとぉ!てか、ごめんっ!」
と、電話をすると彼女が嬉しそうに言いました。

「お。今年は早いね。
 翌日には電話くれるなんて。」


翌日?!

ついに、ついに重大な手がかりゲット!
苦節ウン年。面と向かって聞かなくてよかった。
やはりホトトギスは鳴くまで待たなければ。

これで来年からは当日に
「おめでとう」
と言うことができます。わーい。


残る問題は
のりぞうが誕生日に無頓着なことのみ。
去年は同期に
「誕生日一ヶ月経過記念おめでとう」メールを出して
軽く怒られました。

細やかな気遣いを身に付けたいものです。

戦力外通知

2005年05月16日 23時13分20秒 | 日常生活
日曜はソフトボール大会でした。
同期の車に乗せてもらい、出発!
出発時間が第一試合の開始時刻だったのは
ご愛嬌だと思ってください。

のりぞうが軽く指摘すると
「いや、俺たち第二試合からだから。」
とあっさりとした回答がもどってきました。

のりぞうは第一試合からなんだってば!
思い返せば、毎年毎年
同期の車に分乗させていただいていますが
そのおかげで、開会式に間に合ったことがありません!

のりぞうのせいではありません!

なのに、どなたも信じてくれません。
日頃の行いでしょうか?

というわけで、こそこそと試合会場に到着。
始まってる試合のベンチにこっそりと腰掛けました。
ふふふ。いつ来たのか分かるまい。

「のりぞうさん、ようやく到着ですか?」

・・・・・そっとしておいてやってください。
それが大人の優しさってものです。

何はともあれ、合流できたのですから
力いっぱい楽しむぞー!
のりぞうはどこ守ればいいですかー?
睡眠もたくさんとったし
元気はありあまってますよー!

「あ、のりぞうは打つだけでいいから。
 守る必要なし。
 ていうか、ベンチでおとなしくしときなさい。」

・・・・戦力外通知ですか?
しくしくしく。。。。
なら、メンバーに入れる必要もないのでは?
同じチームになろうって誘っておきながら
なんて殺生な・・・・・。

しかものりぞうが出なかったにも関わらず
わがチームは最下位。
・・・のりぞうが出ても変わらなかったのでは?

ちょっぴり切ないソフトボール大会でしたが
優勝チームの賞品がボディソープだけだったので
よしとします。
最下位チームの参加賞は入浴剤でした。



ふっ、負けた気がしません。

社会人1年/降りまーす!

2005年05月16日 22時20分11秒 | 日常生活
のりぞうは小さい頃、車酔いが激しかったため
車に乗ったら酔う前に眠ってしまえ、という教育を
受けて育ちました。

そのせいか、今も乗り物に乗ると
30分後には眠くなります。
あっというまにばたんきゅう。
おとなしい良い子に育ちました。

その日もバスの中でうとうと睡眠をとっていました。
夢うつつに我が家の近くのバス停を知らせる
アナウンスが聞こえてきます。

そろそろ起きなきゃ。。。。

と思って目を開けたときには
バス停はとっくの昔に過ぎ去ってました。
ふと見ると、自宅のまん前。

「考えてから行動する」という基本的行動が
身についていないのりぞう。とっさに

「はい!降ります!」

という言葉が口をついて出てしまいました。
バス中の注目の的です。
たまたま親切なバスの運転手さんだったらしく

「いいですよ。」
と降ろしてくださいました。


家のまん前で。



バスをタクシー代わりに使う女、と呼んでください。

社会人2年目:常に礼儀正しく

2005年05月16日 22時16分07秒 | 日常生活
のりぞうの実家は、もはや標準装備となりつつある
オートロックマンション。ちっちゃなマンションですが
外観といい、内装といい、大のお気に入り。
ただ、のりぞうが大学3年のときに引っ越してきたため、
残念ながらのりぞうは2年弱の間しかすむことが
できませんでした。そのため、同じマンションの
住人の方もほとんど知りません。

ある夏、実家に帰省したときのこと。
実家に到着し、1階のドアを開けていると
このマンションの住人らしき男性が
入ってきました。

「こんにちは。」

挨拶をするのりぞう。ご近所付き合いは大切です。
そのまま一緒にエレベーターに乗りました。
ボタンの位置を陣取る癖があるのりぞう。
自分の降りる階のボタンを押し、
ご近所さんにも尋ねます。

「何階ですか?」
「6階をお願いします。」

はーい。エレベーターの上昇時間なんて
30秒ぐらいです。あっというま。

・・・と、のりぞうのお尻に
何か触れているような感触が。

あ、あれ?何か触れてる?

でも、ふたりしかいないエレベーター。
振り向くこともできません。
気のせいかもしれないし、
荷物があたっているだけかもしれません。

が。どうも気のせいではない模様。
確かに触ってます。しかも動いてます。

と、6階に到着。
エレベーターで一緒にいる時間なんて
あっというまですもんね。
やや取り乱していたのりぞうは、落ち着きを
取り戻そうと試みました。

が。。。。
おりなーい!
しかも、狭いエレベーター内で近づいてきてる!
ていうか、襲い掛かられてる?!

慌てて、のりぞうが降りました。
もちろん、ご近所さん、もとい痴漢さんも降ります。
のりぞうは逃げながら実家に電話。

「母!変な人が!6階!6階!」
叫ぶと、痴漢さんは踵を返し、階段に向かって
逃げ出しました。のりぞうは足がすくんで
動けません。

と、電話で異変を察したのりぞう妹が
ダッシュで階段を降りてきて痴漢さんに遭遇。

でかした!妹よ!

「こんにちはー☆」

会釈を交わしてすれ違う妹と痴漢さん。
ばかぁ!ご近所さんじゃないってば!

ご近所付き合いは大切です。
同じマンションの方の顔ぐらいは覚えておかなければ。

高校2年夏/ぶたさん騒動

2005年05月16日 22時14分33秒 | 日常生活
ある夏の晩、のりぞうとのりぞう妹は居間で
まったりくつろいでいました。
のりぞう母は、リビングでうとうと居眠り中。

と、母が突然起きあがり
のりぞうとのりぞう妹に向かって言いました。

「冷凍庫にアイスがあるけん、食べていいよ。」

言い終わると、つき物が落ちたように
またぱたんと横になりました。

え?寝ぼけてるの?
ま、なんでもいいや。
ちょうど甘いものが食べたかったのー。わーい☆

ふたりで喜びながらアイスをもぐもぐもぐと
食べていると、母上が再び起き上がり
のりぞうを指差しながら言いました。

「のりぞうの・・・・。」

なに?私ですか?

「のりぞうのおなかに豚肉がぁ。。。。」

は?!あまりの失礼さに声も出ません。
妹は横で大笑いしています。
そりゃ、あんたは他人事さ。
けど、豚肉よ?豚肉。
刺激が強すぎる言葉だと思いませんこと?

一時間後に起きた母親は
「何、勝手にアイスを食べよんね!」
と怒り出しました。
こりゃ、ひどすぎる!と断固講義すると

「作り話も甚だしい。」

と更に憤慨する始末。
憤慨する権利があるのはのりぞうだってば。

有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険①②⑦⑰

2005年05月15日 19時55分48秒 | 読書歴
1巻:薔薇の埋葬
2巻:お城には罠がある!
7巻:ふたりで泥棒を
17巻:日曜日には探偵を

読書好きが一度は通る道が赤川次郎さんですが
女の子が一度は通る道がコバルト文庫です。
まあ、どちらものりぞうの勝手な分析ですが。

殿方はあまり判断がつかないでしょうが、
コバルト文庫は背表紙が青く
表紙には、おめめきらきら少女漫画チックな
絵が配置されている文庫本です。
ジャンルは色々ありますが、主に
・恋愛小説
・恋愛とからめた推理小説
・恋愛とからめたファンタジー小説
など、乙女心を刺激される恋愛は必ず含まれています。

小学校高学年から中学・高校ぐらいまでが
ターゲットでしょうか?
勿論、のりぞうも読んでました。
なので、今でも頭が疲れると
赤川次郎さんやコバルト文庫さんを
脳が欲する傾向にあります。
何も考えずに楽しく読めるんです。

でも、本屋さんで購入するのは
20代後半の立派なレイディになってしまった今
羞恥心が邪魔します。

というわけで、図書館の出番です。
今、図書館にはコバルト文庫どころか
漫画だって置いてあるんです。
のりぞうは、浦沢直樹さんの「MONSTER」を
全巻、図書館で読破しました!
コバルト文庫なんて棚ひとつぶんあります。
適当に1冊を手に取り、あらすじをふむふむと読み
表紙を少し眺め、中をぱらぱらと読み、決定!

帰宅して読み始め・・・・
そのままはまり込んでしまいました!
あぁ。26歳にもなって・・・お恥ずかしい。
3時間で4冊読破です。
なんちゅうスピードでしょうか。
これが読書の楽しみっていうやつでしょうか?

ストーリーは「恋愛とからめた探偵小説」です。
仕立て屋の娘として育った主人公コラリーは
ある日、自分が男爵の孫娘であることを知らされます。
ただし、財産相続の条件は結婚していること。
というわけで、コラリーは幼馴染のフェリックスを連れて
おじいさまに初めて会いにいきます。
莫大な遺産を相続することになったコラリーは
フェリックスと共に様々な事件に巻き込まれ
(自ら、首をつっこんでいき)ます。

ね?べたべたでしょう?

ちなみに主人公は
「はねっかえりのおてんばだけど、
 人を疑うことを知らない純真な女の子」
幼馴染は
「たいていのことはできてしまう超優秀な男なのに
 思ったこと垂れ流してしまう無表情青年」
で、どちらも美形さんです(必須条件)

フェリックス(幼馴染)はどんなときも冷静。
感情があまり表に出ないため、分かりにくいのですが
コラリー(主人公)に心酔しきっています。
好奇心旺盛なコラリーが事件に飛び込んでいき
フェリックスは仕方なく巻き込まれていく。
とはいうものの、ちょう優秀なフェリックスは
あっというまに事件を解決してしまう、
という寸法です。

あぁ、やっぱりべたべた。
なのに面白い。

何にこんなに惹かれてしまうのか振り返り
「展開が分かっている安心さ」と
「決して悲惨な状況が出てこない健全さ」
にたどり着きました。
現実世界に凶悪な事件が満ち溢れているからこそ
小説世界では安心して楽しみたい、
架空世界でまで、悲しい思いをしたくない。
そう思ってます。
だから推理小説が好きなんでしょう。
必ず解決する。

のりぞうの心がちびっ子時代から
あまり成長していない証拠です。
いえ、むしろ、その逆でしょうか。
日々の生活で否応なく
少しずつ汚れていってしまう心が
ちびっこ時代に楽しんだものに触れて
その頃の心を取り戻そうとしているのかもしれません。

と、小難しい論理をひねくりだして
コバルト文庫を読む気恥ずかしさを
封印しようとしているのですが。

タイムトラベル

2005年05月15日 08時03分50秒 | 日常生活
金曜日、なぜか会社関係の飲み会が3件続き
帰宅したのは3時でした。
それから録画していたドラマを見たり
このページではかけないような愚痴を
罵詈雑言専用ページに書いてストレス発散していたり
そんなことをして過ごしたら朝になったので
睡眠はキャンセルしました。

近くの本屋でのんびり立ち読みし、
本をじっくり読みたくなったので
久々に図書館に行き、本を10冊借りこみました。

で、最近少しがんばってる自分に
ご褒美のケーキを買い、家に帰って食べました。

そこから後の記憶がありません。
あれは確かお昼の3時頃だったはず。。。

起きたら5時でした。
いつのまにか日曜日です。
今日は今から新人歓迎ソフトボール大会です。

・・・・私の土曜日を返してください。