のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ノンフィクション

2009年09月19日 11時21分54秒 | 日常生活
週半ばから、鹿児島へのカウントダウンを切り始めていたワタクシに
金曜日の昼休み、一本の電話が入りました。
見慣れない番号に首をひねりながら出たところ
鹿児島のレンタカー会社でした。

「すみませんっ!!!」

のっけから不穏な空気を醸し出す一言で始まったこの電話。
嫌な予感は見事にあたり、
なんと、

・ブッキングが発生したこと
・鹿児島県内にまったく車がなく、調整がつかないこと
・ついては、後から予約された方を断るしかないこと

を誠心誠意謝られながら報告されました。





・・・なんですとーーーーーーーーーー!?
誠心誠意、謝られてもさぁ。
ワタクシのこの盛り上がった気持ちは治まりつかないのよう。
と、こちらも怒りを通り越して、泣きそうになりましたが
ないものはないのです。
鹿児島どころか南九州にも車がないらしいのです。
ひきさがるしか手段がなさそうなのです。

電話を切った時点で、昼休み終了15分前。
慌てて他のレンタカー会社をネット検索して電話してみましたが
さすが5連休。さすがシルバーウィーク。
勿論、車は一台もつかまりません。
時間は刻一刻と過ぎる中、焦りばかりが募るワタクシ。
慌てて、今回の旅行で遊ぶ約束をしている鹿児島在住の友人に
「助けてー!!」とヘルプの電話をかけ、焦りながら事情を話したところ、
友人が感心したように言いました。

「任せて。ちゃんと今から探しとくから。
 それにしてもさ。さすがのりちゃんやね。
 本当にこんなことあるんやねぇ。
 私、いっつものりちゃんのブログ見ながら
 本当にこんなことあるんかな、とおもっとったんやけど。
 すごいね。」


・・・うん。こんなことが本当にあるんだよ。
すべて本当の出来事なんですよ。
でも、すごくはないっ。(きっぱり)


ちなみに。
友人の懸命の探索にも関わらず、車はやはり見つかりませんでした。
運命に負けず、気合を入れて鹿児島を楽しんできます。

崩すほどの積木がありません

2009年09月18日 07時49分23秒 | 日常生活
新しい部署で、初めて飲み会が開かれました。
少しぎこちない雰囲気で始まったものの、
お酒の力はすばらしく、あっという間に和やかな雰囲気へ。

その猛々しさと気短さで社内でも有名だったという部長の
温厚キャラへの変遷や、それまでの喧嘩の数々、
変身後の今も時おり見せるかつての片鱗について、
談笑しながら語り合いました。

そんな中、対角線上に座っていた先輩から突如、指差されたワタクシ。



・・・なんでしょう?

「のりぞうくんも、短気だよね。」
ぼそりと呟く先輩の言葉に驚く他の先輩方と部長。
口々に「そんなふうには見えんなあ。」とおっしゃってくださっていましたが。
一瞬の沈黙の後、ふいに風向きが変わりました。


「そう言われてみれば、そうかも。」
「話し合いが進まんと、苛々しよる気がする。」
「回り道、好かんよね。」


やはり3ヶ月間も一緒に仕事をしていると、
人となりはきちんと伝わってしまう模様。
それにしても、改めて人から聞くとひどいな、ワタクシ。

知識ないくせに回り道が嫌いで
自分も議論を攪乱するくせに、結論は早く出したがる。


ひどい!(きっぱり)

と、自分を省み、静かに反省をしていたワタクシの傍で
最後まで、ワタクシの短気疑惑に想いを馳せていたらしい部長。


「確かに。」
とみんなよりワンテンポ遅れて口を開きました。

「のりぞうくん。たまに反抗期の娘みたいなときがあるな。」



・・・反抗期の娘って!!
それこそ、「理不尽」の代表格みたいなもんじゃないですか!


つまりは、そういうことかな、と。
連休中は、心を鎮めて過ごす訓練をしようと思います。

苦労が忍ばれます。

2009年09月16日 07時42分59秒 | 日常生活
資生堂に置いていたフリーペーパーに、
大好きな阿川佐和子さんの一言インタビューが掲載されていました。

■嫌いな言葉
 いかがなものか。
■就きたくない職業
 政治家



なるほど。
これが「いかがなものか」という言葉を嫌いな理由か。
うんうん、使ってるよね。
間近で接している阿川さんだけに
「嫌い」という言葉に重みが感じられます。


ちなみに、好きな言葉は「ま、いっか。」
天国で聞きたい言葉は
「あ、呼ぶ順番間違えちゃった。ま、いっか。」
だそうです。


やっぱり阿川さん、好きだなー。
この軽やかさが好きです。
辛辣な言葉さえも軽やか。
憧れの女性です。

これもまた親孝行

2009年09月15日 07時20分22秒 | 日常生活
母上が明日、しなければいけないことを一生懸命、自分に言い聞かせていました。
なにせ、ワタクシの母上。
記憶力に若干の不安があるのです。


「明日は、かおちゃんにおめでとうを言うやろ。
 で、サロンパスを買う!」


・・・決意は買うけど。
娘の誕生日とサロンパスを買うこと。
母にとっては、どちらも「忘れそうなこと」、
「忘れちゃいけないこと」という意味で、同類項です。


というわけで、妹よ。
お誕生日おめでとう。
母上は無事におめでとうメールを送れて、とても幸せそうだったよ。

8月の読書

2009年09月14日 00時06分02秒 | 読書歴
73.φ(ファイ)は壊れたね PATH CONNECTED φ BROKE
■ストーリ
 旧友のマンションを訪ねた山吹はそこで奇妙な事件に遭遇した。
 まるでおもちゃ箱のように、過剰なまでに彩られた部屋の中で、
 背中に羽を生やした男の死体が宙吊りにされていたのだ。
 現場は密室。そしてその密室には一部始終を捉えた『φは壊れたね』
 と銘打たれたビデオテープが残されていた。

74.θ(シータ)は遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ
■ストーリ
 那古野で起こった転落事件。死体の額には口紅でギリシャ文字の
 「θ」が描かれていた。最初は飛び降り自殺とされたその事件だが、
 その後も相次いで「θ」の描かれた転落事件が発生する。1人目の
 自殺者のパソコンには、『θ』という名の、人工知能と会話が
 出来るサイトへのアクセス履歴があった。

75.ε(イプシロン)に誓って SWEARING ON SOLEMN ε
■ストーリ
 偶然同時期に上京していた山吹と加部谷は、東京から那古野への
 帰路で同じバスに乗ることになった。しかし、2人が乗ったバスは
 発車して程なく1人の男にジャックされてしまう。
 バスの乗客名簿には『εに誓って』という名の宗教団体の名が
 記されていた。

76.λ(ラムダ)に歯がない λ HAS NO TEETH
■ストーリ
 実験のためにT建設を訪れていた国枝研究室の面々は、
 そこの研究所で奇妙な事件に遭遇。密室状態の部屋の中で、
 歯を全て抜かれた4人の男が銃殺されていたのだ。
 被害者のポケットには『λに歯がない』と書かれたメモが入っていた。

77.η(イータ)なのに夢のよう Dreamily in spite of η
■ストーリ
 通常では考えられない、地上12メートルの松の枝で
 発見された首吊り死体。現場近くの神社では
 『ηなのに夢のよう』と書かれた絵馬が発見された。
 その後も奇妙な場所での首吊り自殺が立て続けに発生するなか、
 西之園は親友、反町愛の恋人である金子から両親の飛行機事故の
 真相を知らされる。

■感想 ☆☆☆*
 久しぶりに森作品をまとめて読破。Vシリーズ以降、森作品から
 すっかり遠ざかっていたが、「イナイ×イナイ」で改めて森作品の
 「西ノ園萌絵」にひかれ、手に取った。
 シリーズよりも彼女の出番が多い点は、非常に満足。
 特に2作目「θは遊んでくれたよ」は犀川先生の出番も多く、
 特に面白く読み進めた。
 ただ、そのふたりの登場シーンや西ノ園萌絵の両親の事故に関する
 新事実以外は特に興味をひかれる部分がなかったのも事実だ。
 新シリーズのヒロインの影が薄いように感じた。

78.東電OL殺人事件
■内容
 1997年3月8日深夜。渋谷区円山町でひとりの女性が
 何者かによって絞殺された。被害者渡辺泰子が、昼間は
 東電のエリートOL、夜は娼婦というふたつの顔を持っていた
 ことがわかると、マスコミは取材に奔走した。
 逮捕されたのは、ネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリ。
 娼婦としての彼女が、最後に性交渉した「客」であった。
 衝撃の事件発生から劇的な第一審の無罪判決までを追った
 ノンフィクション。

■感想 ☆(作品としては。ただ、事件そのものに色々と
      考えさせられたため、気持ち的には☆☆☆☆)
 「事実は小説よりも奇なり」
 この言葉を強く実感した。12年前、ワイドショーが騒いでいた
 ことをおぼろげに覚えている。それぐらい報道が過熱した事件だが、
 改めてこの本を読み、その「事実とは思えない事実」に驚愕した。
 ただ、驚愕している頭のどこか片隅で、被害者となった彼女が
 なぜそういった生き方を選んだのか、そこをもっと知りたい、
 彼女の本音を聞きたい、彼女と話したい、と思う自分もいて、
 この事件があんなにもセンセーショナルに扱われたのは
 単なるワイドショー的悪趣味な覗き見根性だけではなく、
 当時も多くの女性たちがA子さんの選択を否定せず、
 驚愕しながらも、「彼女をしりたい」と思ってしまったからでは
 ないかと感じた。
 とは言え、このルポ自体は非常に読みにくかった。
 本来、冷静に事件を伝えるべきはずのルポライターの私情が
 情緒的な比喩表現とともに、ふんだんに盛り込まれている。
 特に男性特有の思い込み、というか「俺はわかってる」的な
 事件の追いかけ方には、若干、いらだちを覚えた。
 事件から10年以上経った今だからこそ、もう少し冷静に
 この事件を再検証するようなルポが出てくれればいいのに、と思う。
 事件から10年以上経っていたとしても、この事件について、
 この事件の被害者であるA子さんの行動については
 「古さ」が感じられない。そう思った。

79.TSUGUMI/吉本ばなな
■ストーリ
 病弱で生意気な美少女つぐみ。彼女と育った海辺の小さな町へ
 帰省した夏、まだ淡い夜のはじまりに、つぐみと私は、ふるさとの
 最後のひと夏をともにする少年に出会った。少女から大人へと
 移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く。
 切なく透明な物語。

■感想 ☆☆☆☆*
 久々に読み返した吉本作品。
 何度読み返しても、彼女の文章表現の巧みさや文章の温かさに感動する。
 読み返せば読み返すほど、そして年を重ねるほどに
 彼女の文章の温もりをいとしく感じるようになった気がする。
 ヒロインであるつぐみの魅力は飛びぬけている。
 どんなに我がままでも、粗野な口調でも、乱暴なたたずまいでも
 彼女の印象はキュートで繊細、どこまでも「オンナノコ」なのだと思う。
 彼女がスカート姿であぐらをかく様子や
 誰かに対して「おい、お前。」と乱暴に呼びかける様子、
 体調を崩した時の青白い顔色や苦しそうな呼吸のもとで
 「メロンを買ってこい。」とわがままをいう様子。
 色あせない彼女の魅力が私の中に鮮明に残っていて
 小説世界の人間とは思えないほどリアルによみがえってくる。
 彼女のキャラクターだから、この作品からは「生きること」への
 前向きさが伝わってくるのだと思う。そういった重いテーマを
 軽やかに描いているところがこの作品の最大の魅力なのだと思う。

80.有頂天家族/森見 登美彦
■ストーリ
 時は現代。下鴨神社糺ノ森には平安時代から続く狸の一族が
 暮らしていた。今は亡き父の威光消えゆくなか、下鴨四兄弟は
 ある時は「腐れ大学生」、ある時は「虎」にと様々に化け、
 京都の街を縦横無尽に駆けめぐり、一族の誇りを保とうとしている。
 敵対する夷川家、半人間・半天狗の「弁天」、すっかり落ちぶれて
 出町柳に逼塞している天狗「赤玉先生」。天狗と人間が入り乱れて
 巻き起こす三つ巴の化かし合いが今日も始まった。

■感想 ☆☆☆
 「面白きことはよきこと哉」を座右の銘にしている狸が主人公。
 というと、ふざけた内容のユーモア小説に聞こえるが、
 そして、実際、堅苦しくまとまってはおらず、
 どこまでもユーモアを基調にしてはいるが、
 話の核は「家族」であり、「人と人との(狸と狸との)思いやり」
 である。父親の死以来、ばらばらになってしまった家族が、待ち受ける
 危機を目の前に、母親を、そして家族の誇りを守るために
 一致団結していく姿がテンポの良い文章で綴られる。
 クライマックスに向けての疾走感と高揚感が気持ちの良い一冊。
 家族だからこそ、話せないこと、吐き出せない本音があるけれど
 家族だからこそ、話さなくても傍にいるだけで分かること
 分かりあえることも大きいのだとしみじみ思える作品。

81.夜の光/坂木司
■ストーリ
 慰めはいらない。癒されなくていい。
 本当の仲間が、ほんの少しだけいればいい。

 本当の自分はここにはいない。高校での私たちは、常に仮面を
 被って過ごしている。家族、恋愛、将来。問題はそれぞれ違うが、
 みな強敵を相手に苦戦を余儀なくされている。そんな私たちが
 唯一寛げる場所がこの天文部。ここには、暖かくはないが、
 確かに共振し合える仲間がいる。

■感想 ☆☆☆
 坂木さんらしい優しさに満ちた作品。
 辛いこと、理不尽なことが日常にたくさん溢れていても、
 その現実を共有できる誰かがいることで乗り越えられることは大きい。
 現実を共有するだけでは、問題は解決しない。
 しかし、問題が解決しなくても、誰かが分かってくれることが
 大きな救いになるときはあるのだと思う。
 主人公たち4人は、優しい言葉を掛け合うことも、
 現在抱え込んでいる問題について悩みを吐露しあうことも
 慰めあうこともない。必要以上にもたれあわないのに
 お互いへの思いやりに満ちた関係が築けている姿が清々しく
 さわやかな気持ちで読み終えることができた。

心からの褒め言葉

2009年09月13日 23時30分19秒 | 日常生活
母上がスーパーでちびっこを見かけて
にこにこしながら呟きました。

「あの子、かわいー。
 ・・・サルみたい。」





・・・褒めてないよね?
それ、褒めてないよね??

「なんで?
 本当にかわいいやん。
 昨日、テレビで見たばっかりなんよ、サルの子供。
 すっごいかわいかったんやけん。
 ホント、あの子、そっくり!」




・・・悪気なしってオソロシイ。
親子の絆をそこはかとなく感じました。

コレクション

2009年09月13日 02時18分00秒 | 日常生活
今年の誕生日に贈っていただきました。
ワタクシの大切なコレクションです。
勿論、コレクションだからといって
大切にしまいこんだりしていません。
その日の気分によって、使いわけています。

・・・その日の気分に合わせて、だなんて
なんだか「こだわりおしゃれさん」っぽい。
完全なる自己満足ですが。

集まったブックカバーはどれも驚くほど
ワタクシの趣味嗜好や好みを考えてくれたものばかり。
勿論、ワタクシの好みなんて関係なく
選んだものなのかもしれませんが
だとすると、その偶然に鳥肌が立つぐらい
ワタクシの好みばかりです。

ワタクシの一番大好きな花である向日葵のブックカバー。
残念ながらまだ行けていませんでしたが
見渡す限り続く向日葵畑は
夏になると必ず行きたくなる場所です。

赤い花と文鳥のイラストがついたブックカバーは、
ワタクシの大好きな作家さんのイラスト。
ポストカードを何枚も購入しています。
この絵柄のポストカードも友人に贈ったことがあるのです。

手作りのギンガムチェックのブックカバーには
ワタクシの大好きな深い緑色のボタンが
ワンポイントでついています。
何より、このギンガムチェックは、
ワタクシにとって馴染み深い教会の貸し出し用聖書の
ブックカバーにかけられていた思い出深い柄。
見ていると、ちょっぴりノスタルジックな気持ちになります。

そして、大好きな革のブックカバー。
少しずつ手になじんでいく「革」という素材は
その「長く付き合える」感じが大好き。

集まったブックカバーを見ながら
ワタクシの周りにあふれているあたたかい存在を再確認しました。

たとえば、
お勧めの本を貸してくださったり
読み終えた本の感想を教えてくださったり
本の話題で盛り上がったり
無精者のワタクシと定期的に連絡をとってくれたり
ひきこもり気味のワタクシを色々なところに連れ出してくれたり
愚痴や毒を吐きあったり
そういった様々な方々に支えられていることを
ワタクシはついつい、当たり前のように思って
支えられていることさえ忘れてしまいがちですが
そういったことを、これらの集まったブックカバーが
思い出させてくれる気がするのです。

本当に本当に本当にありがとう。
大切に使います。

おめでとうありがとうおめでとう

2009年09月13日 01時48分51秒 | 日常生活
久しぶりのパスタ教室。
前回は、交通網に大混乱を巻き起こした大雨の日だったため
実に2ヶ月ぶりのパスタ教室です。
パスタを習いに行っているというよりは
おいしいごはんを食べながら
(勿論、作るところからはじめるわけですが)
先生やぽこりん、さおりんとお話するために
通っているようなパスタ教室です。

久々のパスタ教室に積もる話もたっぷり。
ごはんの後は河岸を変えて、
ぽこりんの家でお茶会をすることになっていました。
初めてお邪魔するぽこりんの新居。
ため息つきっぱなしの素敵な家を、興奮しながら探索し
リビングに戻ると、食卓の上にはワイングラスが並べられていました。
あら☆おしゃれ!
今日は「お茶会」だし、器にもこだわっているのね。
と歓声をあげていると、登場したのはシャンパンでした。

・・・!
シャンパン!!

「誕生日だし、シャンパンがぴったりかなーと思って。」
と甲斐甲斐しく準備をしながらほほえむぽこりんの旦那様。

??
誕生日?
ぽこりんの誕生日は冬だったはず。
ということは・・・・

「さおりん。お誕生日だったの?」
と尋ねると、ぽこりんから
「いやいやいや!」と突っ込みの声。

・・・え?!ワタクシ?!
え??え??
と戸惑っていると、目の前にケーキを差し出されました。

本当だ!
「のりちゃん」って書いてある!
ワタクシの誕生日祝い??
うわー!うわー!
あまりに突然で、「喜び」よりも「驚き」最優先で過ごした後
じわじわと「喜び」がこみ上げてきました。

「お茶会しよう」と言われた時、どころか、今の今まで
こんなサプライズが企画されていることには
みじんも気付いていませんでした。

本当に本当にありがとう。
たくさんたくさんありがとう。

しっかし。
人間幸せだと胸がいっぱいになるものですが
ワタクシ、今日は胸もおなかもいっぱいいっぱいになりました。

パスタの量もいつもより少し多めで
若干、おなかがはちきれてしまうのではないかと心配になりましたが
あまりにもパスタがおいしかったため、完食。
そして、その1時間後にはケーキをぱくついていました。

だって!
ケーキがあまりにおいしかったのです。
「ケーキなんてもう入らないんじゃかな?
 途中で残しちゃうかもな。」
と心配しながら口に含んだ一口目。
気がつけば、誰よりも早くお皿が空っぽになっていました。

はぁ。幸せ。
久々に聞いた「ハッピーバースデー」の歌にも感動。
誕生日シーズンを過ぎていただけに
サプライズを満喫しました。
本当に本当にありがとう。

読書の秋

2009年09月12日 11時10分17秒 | 日常生活
仕事中、何か気配を感じて隣をみると、隣の部署の部長が立っていました。

・・・?
どうされました?

問いかけると、
「お!?おったとや?
 気付かんかった!ここが席や?」
と白々しく驚いたあと、おもむろに
「恋愛小説、読むとや?」
と尋ねられました。

はい?
レンアイショウセツ?
あまりにも業務とカテゴリが異なるキーワードに、
しばし混乱するワタクシ。

それって惚れたはれた系の?
好きだ!愛してる!的な?
民さん、君は野菊のようだ、みたいな?

・・・よくよく考えると、業務中ではなくともワタクシとは縁遠いカテゴリでした。
読まないこともない、ぐらいです。
あまり手に取ったことはないような。
とっさに書名も思い出せませんし。
(なんせ一番に思い付いたのが「野菊の墓」・・・。)

でも!
部長だって、縁遠いですよね?
なにせ、ワタクシ以上に小倉の町がよく似合う風貌の部長です。
気さくで優しくて温かくて、人間味あふれる素敵な部長ですが
黙っていると、「足洗った人」に見えないこともない方なのです。
それに、以前、好きな本について語ったとき
時代小説ばかりあげてたじゃないですか!

と心の中で驚愕しながら、そっと
「読まれるんですか?」
と尋ねると
「泣ける話があるったい。貸すけん。」
 と、部長の席に呼ばれました。


・・・金曜日ですから。
世の中、政権交代やら大不況やらでバタバタしていますが
ワタクシは今日も平和に生きています。