奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

各家庭により異なる家事の考え方とスムーズな家事の意味、間取りの工夫には実際の家事をどのように連動するべきなのかを最適化する動線の設計が大切、家事の癖などもそれぞれの違いを設計には反映するように。

2024年03月12日 | 家 住まい 間取り プラン

各家庭により異なる

家事の考え方とスムーズな家事の意味。

※ペニンシュラ型キッチンをアイランド型同様に使える間取り計画を提案したLDK空間

 家電と空間を合わせる事でまとまりのある空間に

 

ですが共通する事柄は

家事が負担とはならないようにしたいという思い。

 

※移動に便利な回遊性のある家事動線設計と間取りの工夫で水回りスペースと

 LDK・廊下を中継する二方向動線の提案

 

遅くまでの仕事や、

子育てに追われて

過ぎ去っていく時間・・・・・。

 

さらに家事までやっていると、

なかなか自分の

自由時間が取りにくいですよね。

※アイランド型キッチンの提案でLDKをぐるりと回遊できる間取りと

 家電を見えなくするキッチン背面収納の採用でスッキリした空間に

 

「家事をもっとラクにしたい・・・・・」

そう思われている方は、

きっと多いはずです。

 

家を建てる前に

知っておきたいのが、

家の間取りが家事のしやすさや

家事ラクに大きく影響するという事。

 

 

 

※システム洗面化粧台の幅が広い商品を採用してカウンター使いも出来るように

   目的に応じた洗面脱衣スペースで収納と部屋干しも機能的に

 

 

家事を効率的に行えるような

間取りのアイデアを

「料理視点」の家事ポイントから。

 

キッチンのカタチ料理をする際には、

調理から配膳、

片付けまでの流れが

スムーズであることが重要です。

 

アイランドキッチンは

回遊性が高く、

調理・配膳・片付けの流れが

比較的スムーズになります。

 

動線がよく、

家事がラクになりやすい配置になります。

 

キッチン近くの収納スペースは大きく

アイランドキッチンの近くにに

収納スペースを設けることで、

調理器具や食材などを

効率的に収納できます。

 

収納スペースが大きいほど、

キッチン廻りがすっきりと片付けられ、

家事がラクになりやすいかと思います。

 

コンセントの数と配置を考える。

キッチンで使用する家電は

多種多様です。

 

調理器具や電子レンジ、

コーヒーメーカーなど、

使う家電に合わせて

コンセントの数と配置を考えることで、

使い勝手が格段に良くなります。

 

「洗濯・掃除視点」の家事ラクポイント。

洗う場所、干す場所、

収納する場所を

極力近くにそして単純な移動に。

 

洗濯や掃除をする際には、

洗濯機や掃除機を

取り出す場所、

洗濯物を干す場所、

収納する場所が近いほど

効率が良くなります。

 

これらの場所を近くに配置することで、

家事の手間を減らし、

ラクに行うことができます。

 

洗濯乾燥機を使うなら、

収納スペースも近くに採用。

洗濯乾燥機を使用する場合は、

洗濯機と乾燥機を

近くに配置することが重要です。

 

さらに、

洗濯物を収納する場所も

近くに配置することで、

洗濯から収納までの流れが

スムーズになり、

家事がラクになります。

 

リビングや廊下など、

適材適所に収納をつくる。

 

家事をラクにするためには、

収納スペースを

適材適所に設けることも大切です。

 

リビングや廊下など、

家族がよく利用する場所に

収納スペースを設けることで、

掃除道具や洗剤などを

すぐに取り出すことができ、

家事がスムーズに行えます。

 

水廻りを出来るだけ集約する。

水廻りを一箇所に集約することで、

家事の効率もアップしやすくなります。

 

キッチンや洗面所、

トイレなどを近くに配置し、

水回りの動線を短くすることで、

家事がラクになります。

 

家事のための専用スペースをつくる。

家事を行うための

専用スペースを設けることで、

家事がより効率的に行えます。

 

洗濯物のしわ取りをしたり

アイロン掛けをしたり

洗濯物をたたむためのスペースや

掃除道具を収納するスペースなど、

家事に必要な場所を

しっかりと確保することが重要です。

 

料理、洗濯、掃除などの

家事を効率的に行うためには、

各家庭による「環境の違い」と「家事の意味」を

分かっての間取りの工夫が欠かせません。

 

なんでも一律に

家事がラクになる訳ではありません。

 

家事がラクになる間取りを考える際には、

キッチンの形や水廻りの集約、

家事のための専用スペース、

各家庭での家事の状況とライフスタイルを

感想ではなくて「事実」で把握して

間取に落とし込むことが

大切だと考えています。

 

注文住宅ならではの

家事ラク間取りをどのように考えるのか?。

 

日常の暮らしを丁寧に考えた住まいは

生活にもゆとりが生まれるものだと

考えています。

 

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■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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