旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

稲田堤で昼呑みなど 京王・相模原線を完乗!

2015-11-11 | 呑み鉄放浪記 私鉄編

 甲州街道を日本橋から調布まで歩いて来た。この機会に京王相模原線に乗車する。

相模原線の起点調布駅は、調布市の京王線連続立体交差事業で地下駅に姿を変え、
すっきりした駅前広場(駅上広場とでも呼ぶ?)では「調布マルシェ」で賑わっていた。

調布駅の1番ホームから橋本行の準特急に乗ると、結構な勾配を駆け上って地上に出る。
右手に競輪場を見て多摩川の鉄橋を渡ると、最初の停車駅が京王稲田堤だ。

稲田堤ではJR南武線と連絡するのだけど両駅は300mほど離れてる。
この微妙な距離に点在する飲み屋は、仕事帰りの男たちを面白いように吸込むだろうな。
などと考えつつ、明るいうちから串かつの店に自ら吸い込まれてみた。

何年ぶりかのホッピーを呷る。兎のごとくお通しのキャベツをかじる。
晩酌セットの串揚げは、牛・チキン・ウインナー・なす・たまねぎ。
カラッと揚げたて、中身もっちりでなかなか良い出来、美味しく飲ませていただいた。
もちろんソースは「二度づけ禁止やで!!」。

京王稲田堤駅にもどって再び準特急に乗る。
準特急は結構なアップダウンを繰り返し、幾つかのトンネルを潜って飛ばして行く。
多摩ニュータウンの開発とともに段階的に延伸してきた相模原線は、1990年に橋本まで
全線開業、JR横浜線、相模線と結節する終点の橋本までは調布から20分の旅だ。
いつの日にかここでリニア新幹線に乗り換えることになるのだろうか。

京王・相模原線 調布~橋本 22.6km 完乗

 

<40年前に街で流れたJ-POP>
青空、ひとりきり /  井上陽水 1975