旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

旧中山道・浦和宿 酒場事情「旬菜料理でんご」

2019-03-02 | 津々浦々酒場探訪

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 旧中山道から裏門通りに入って300m、その隅っこに「旬菜料理でんご」が在る。
ちいさな飲食店がひしめくのも此処までで、この先は県庁と閑静な住宅街になる。 

 

 先ずは一番搾りプレミアムで乾杯。お通しは "フォアグラの茶碗蒸し"、濃厚だな。
春を運んで来た "菜の花とズワイガニのポン酢和え" が美味しい。 ポン酢ゼリーがgood。

 

 富山の "羽根屋かすみざけ" は薄にごりの純米吟醸生酒、淡くエレガントな口あたり。
それではお刺身は白身が合うかな、サヨリ、〆さば、天然平目の昆布〆を切ってもらう。
旨味濃厚な "カキフライ" には純米酒、2杯目は八戸の "陸奥八仙" 赤ラベルを愉しむ。

 

"ねぎ豚ぽんず" は、たっぷりの青葱と揚げたニンニク、ポン酢がかかって美味しい。
佐賀・小城の "七田 純米 七割五分磨き" は雄町で醸した無濾過生原酒。スッキリと爽やかに甘い。
酒のラインナップも良いけど、手をかけた一品一品が嬉しいこの店、お気に入りになりそうだ。