旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

町の中華屋・洋食屋 北品川「登龍」

2021-04-15 | 日記・エッセイ・コラム

 その店、安易に大盛りを注文することなかれ、その量異常なり。
雪国の子どもがかまくらを作るように、レンゲで掘り進めて "チャーハン" を食べる。
美味い、安い、具だくさん。 でもデスクワークのオヤジは普通盛りで充分。
ご飯の量は3合たっぷりというところか、実際午後からの仕事には支障をきたす。

 "マーボ豆腐" を所望するなら「丼」にすべし「定食」はもっての外。
何故って、マンガ「おそ松くん」に出てきそうなどんぶり飯が出てくるから。
アクリル板越しのガテン系の兄さんが「定食」をぺろり、勿論大汗をかきながらだけど。
この潔いくらいの盛りの良さが、決して美しいとは云わない店に席待ちの列を作るのだ。