太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

人生の転機 ~期が熟すとき

2012-11-15 17:11:30 | 日記
ものごとがうまくいかないときは、大抵、「恐れの気持ちからそれをやろうとしているとき」か、

それよりもっと良い方法があるとき、だ。


今年の4月頃、私は焦っていた。

移住して1年、私もそろそろ外で仕事をしようか、と思い、軽い気持ちで仕事を探していたのだが、

私はアメリカで通用するスキルなど何もないことに愕然とし、

それでも、挑戦してみようとしたことがあった。



結果、応募する前にその話は流れたのだったが、

そのときに私は仕事をしたかったのではなく、「いつまでも家にいないで仕事をしたほうがいいんじゃないか」とか

「仕事をしているほうが世間体がいいんじゃないか」という、非常にネガティブな気持ちだったと思う。



自然とそのときが来るのを待つことにし、先のことも、私が人にどう思われるかも気にせずに、

今楽しいと思うことをやっているうちに、

本当に「そのとき」は巡ってきた。

ずっと頭の隅にあって忘れていた、本屋のスタッフ募集に思い立ったように申し込み、

アートも、ただ作品を作り続けるだけで、どうする予定もないことにどこかで焦っていたけれど、

仕事が決まるのと同時に、展覧会の話が舞い込んだ。



本屋の仕事は、「おもしろそうだ」と思った。

どうせ仕事をするなら、好きな本に囲まれているのがいいし、普段ガイジンばかりの中にいるから、日本語を話す機会がある場所がいい。

展覧会も、私の作品が壁に並ぶと思うとワクワクした。






そして今、夫が仕事を辞めた。


サラリーマンを辞めて、自分で仕事を始めるのだ。

夫の決断に、「恐れ」の気持ちはないから、その点は安心はしているのだけれど、

さあこれからどうなることやら。



過去、何度か霧のかかった海に船を漕ぎ出すような気持ちで人生を変えてきたけれども、

「またぁ??」

という気持ちではある。

心配するエネルギーがあるなら、おもしろがって波に乗ったほうがずっといいことを知っていても、

私は心配したがって、

正しい道にいるかを知りたがってしまう。

なんでかなぁ、なんでだろ。







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