カイムキにある、ムービー ミュージアムで「タンポポ」を観た。
ここは、けっこうコアな映画を放映している上に、椅子が楽、さらに5ドルという安さで、
こまめにチェックするようにしている。
この庶民的な建物といい、
ここで働いているおじさんの庶民的な雰囲気といい、
そのおじさんが顧客管理しているのがパソコンではなく、ちっさい手帳に手書き、というのもたまらん。
椅子は20席ぐらい。
映画が始まったら、オットマンを起こして、背もたれをグーッと寝かせて、ラクチンスタイルで。
ワインやチーズなどをそれぞれ持ち込んで、リビングで映画を観ている気楽さ。
「タンポポ」は、昨年、夫の叔母に勧められて、そんなにおもしろいなら1度見てみるかと思っていた。
この映画館で一緒になった男性は、もう何回見たかわからないそうで、今まで見た日本映画で1番だと絶賛していた。
わくわくしながら映画が始まり、
渡辺 謙が若いなあ、とか、ホタテマンをやっていたこの人は何という名前だっけ?とか思いつつ、
映画の後半も後半、もうすぐ終わるという頃になって、
最初はデジャブかと思った。
次は、昔に見た予告編の記憶かも、と思った。
でも全然そうじゃなかった。
私はこの映画を見たことがある、という激しい確信が沸いてきた。
私はこういうことが、よくある。
本でもそうだ。
おもしろい、おもしろいと思いつつ読み進め、終わりのほうになって
「あ。これ、読んだことあるワ・・・」
と気づく。
どうしてこんなにあっさりと、なんでもかんでも忘れてしまうんだろうか。
それなのに、忘れたいことは忘れないようにできているのだから腹立たしい。
悔しいので、1度見たことはおくびにも出さず、映画館を出た。
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ここは、けっこうコアな映画を放映している上に、椅子が楽、さらに5ドルという安さで、
こまめにチェックするようにしている。
この庶民的な建物といい、
ここで働いているおじさんの庶民的な雰囲気といい、
そのおじさんが顧客管理しているのがパソコンではなく、ちっさい手帳に手書き、というのもたまらん。
椅子は20席ぐらい。
映画が始まったら、オットマンを起こして、背もたれをグーッと寝かせて、ラクチンスタイルで。
ワインやチーズなどをそれぞれ持ち込んで、リビングで映画を観ている気楽さ。
「タンポポ」は、昨年、夫の叔母に勧められて、そんなにおもしろいなら1度見てみるかと思っていた。
この映画館で一緒になった男性は、もう何回見たかわからないそうで、今まで見た日本映画で1番だと絶賛していた。
わくわくしながら映画が始まり、
渡辺 謙が若いなあ、とか、ホタテマンをやっていたこの人は何という名前だっけ?とか思いつつ、
映画の後半も後半、もうすぐ終わるという頃になって、
最初はデジャブかと思った。
次は、昔に見た予告編の記憶かも、と思った。
でも全然そうじゃなかった。
私はこの映画を見たことがある、という激しい確信が沸いてきた。
私はこういうことが、よくある。
本でもそうだ。
おもしろい、おもしろいと思いつつ読み進め、終わりのほうになって
「あ。これ、読んだことあるワ・・・」
と気づく。
どうしてこんなにあっさりと、なんでもかんでも忘れてしまうんだろうか。
それなのに、忘れたいことは忘れないようにできているのだから腹立たしい。
悔しいので、1度見たことはおくびにも出さず、映画館を出た。
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